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アルエレちゃんのクリスマスイブ
エレ「今日はクリスマスイブですね。」
アル「そうだな!今年も行くか」
エレ「ええ。皆さんが待ってますから」
トワール王国では毎年クリスマスイブの日に最下級民族の地域へ行き温かいシチューを配って回るのが恒例行事だ
アル「今年も衣装を用意したから着ろよ?」
エレ「ええ。」
アルディスはサンタの衣装に着替えた。
エレ「!!!??」
アル「どうした??」
エレ「あの...コレって....」
エレーヌが着替える衣装はサンタの女性衣装だった
アル「コレ?今年もカトレーヌに作って貰ったぞ!」
アルディスは自信満々に答えた。
エレ「はぁぁ....」
エレーヌは溜息をつく
エレ「毎年毎年...」
アル「ん??嫌か?最下級民族のみんなも喜ぶぞ?」
エレ「.....仕方ありませんね....」
エレーヌはサンタ衣装に着替えた
アル「エレ....可愛い...」
アルディスはぎゅっと抱き締め軽くキスをした
エレ「んっ....」
アル「メリークリスマス.....」
エレ「メリークリスマス、アル」
2人は見つめ合い笑う
アル「よし、行くか!」
エレ「はい」
アルディスとエレーヌは王宮の人達と共に最下級民族の地域へ向かった。
その夜、アルディス達は最下級民族の人達にプレゼントを配りクリスマスイブは終わった。
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