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第10話
「ダメッ!」
「ダメ?でも綾のココは欲しがってヒクついてるけど本当にダメ?」
僕を四つん這いにして僕の恥ずかしい場所に舌を這わせる忠さん。
教会へ向かう前に『覚悟しておけ』と言っていたけれど恥ずかしい事を今日は求めてくる。
「なっ・・舌が・・・。」
ジュルッと音を立てながら僕の蕾の中に舌を入れ僕自身の先を優しく包み込むようにして握り扱いている。
両方されたら僕はおかしくなっちゃう。
シーツをギュッと握りしめて与えられる快楽に身を任せる。
「ごめん。我慢の限界。」
忠さんは僕を仰向けに寝かせると硬くなった忠さん自身を僕の蕾に当てゆっくりと中に沈めてくる。
「ううんっ・・・あぁぁ!」
「綾・・・綾・・・愛してるよ。」
忠さんの大きな背中に腕を回して僕もうわ言のように何度も忠さんの名前を呼んだ。
忠さんが僕の一番奥を突き上げた時に僕は白濁した欲を吐き出してそのまま意識を飛ばしてしまった。
意識が薄れる時、僕の中に忠さんの熱が放たれたのを感じた。
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