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 ベッドへと移動してその上に転がるが、佐藤は傍に立ち尽くしたまま。 「……」  この状況で全裸のこちらが恥ずかしくなる程、じっと見つめられて居心地が悪い。仕方なく膝立ちになってはだけた佐藤のシャツを脱がせ、スラックスのベルトに手を掛ける。  布越しに微かに感じる固さに、佐藤もその気なんだと思うと嬉しくなった。  喜怒哀楽が少ないと言うか、あまり表情を表に出さないくせに、こう言う部分でしっかり反応している事に好感が持てた。 「勃ってるね」  上目遣いにそう言いながら、下着の中から逸物を掴み出す。しっかりとしたその重量はオレ好みの大きめのサイズで、思わず舌なめずりをしてしまう。  ちゅっと音を立てて逸物の先端に口付け、ベッドに座るように促すと、佐藤は遠慮がちに端へと腰を下ろした。不安げな瞳がこちらを見下ろすのを見ながら、わざとゆっくり舌を出して唾液を塗す。 「っ…あの……俺は、どうしたら?」  深く咥え込むと、気持ちいいのか語尾が微かに震えている。根本の方に手を添えて扱くと、大きな男らしい手が髪を掴む。 「んん…っん……おっきいね」  口の中であっと言う間に質量を増したソレに、素直な感想を漏らす。  …入るよな?  だいぶ解したが、自信が持てない。  以前コレ級を相手した時は泣きが入った記憶がある。  ヤバイかもしれないと考えながら、筋を丁寧に舐め上げ、苦い液体が滲み始めた鈴口に舌を差し入れる。固く滑らかになった茎にちろちろと舌を這わせながら垂れ下がった袋をやんわりと揉む、わざと音が大きく聞こえるように、じゅぶじゅぶと卑猥に舌を使っていく。 「………う……ケイトくんっ」  その名前が誰か分からず、反応が遅れた。 「…く……離してっ!」  掴まれた髪を引っ張られ、口の中から逸物が離れた瞬間、顔に向けて白い液体が迸る。 「ぁ…っ!すまないっ…」 「ん…」  目に入りかけた分だけ取り敢えず指で拭い、手の中でヒクヒクと震える逸物の先端を吸い上げる。  苦い。 「ケイトくん!?」  綺麗にしてから手を離し、自分の顔に飛んだ分も舐め取ると、佐藤はそれを不思議な顔をして見つめた。

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