10 / 152

第一章・10

「はぁ、すげっ」  寿士は、久々に興奮していた。  あけすけに悦んでみせる恋人とは違う、新鮮さを瑠衣に感じていた。  抽挿しながら、思わず言葉が吐き出されてくる。 「あっ、あぁっ! いやぁッ!」 「動くたび、絡みついて来る。女の子みたい」 「んんッ、んふぅっ!」  そんな寿士に、瑠衣は声を上げることを止めた。  唇を噛み、指を噛み、必死で漏れ出て来る声を押し殺した。  それでも、寿士がいい所に当たるとうめき声が漏れてしまう。  身体が、びくんと跳ねてしまう。 「ここが、いいの?」 「んんッ、んんッ、ふぅッ!」 「返事、しないんだ」  じゃあ、と寿士は瑠衣の身体を繋がったまま仰向けに転がした。 「もっと当たるようにしてやるよ」 「くぅッ!」

ともだちにシェアしよう!