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第三章・5

「どうする? 本番も、する?」  瑠衣の声に、寿士は我に返った。 「決まってるだろ。寝ろよ」 「体位は?」 「バック」  後ろからするの、好きなんだね。  そんな瑠衣の言葉も、やけに艶めいて響く。  ベッドに伏せ、腰を高く上げる瑠衣は素直だ。  その蕾の中心に、寿士はかちかちに硬くなった先端を当てた。 「っ、はぁ……ッ」 「うゎ。自分から咥え込んでいった」  ローションで潤っているとはいえ、こんな状態の後膣を未だ見たことはない。 「さすが、Ω。体液でちゃんと濡れてるんだ」 「っあぁ! 挿入ってくる……ッ!」 「すごい締め付けと吸い付き。昨夜より、イイな」 「あぅっ、あぁっ、あ!」 「ん? 今日は言わないの?」 「あぁ、あ! もう、もぅダメぇえ! イヤあぁあ!」  それが聞きたかった、と寿士は笑った。 (嘘……。軽く小突かれただけでイッちゃうなんて、僕……っ)  それでも寿士は、かまわず突いてくる。 「んぁ、あぁ! はぁッ、はぁッ、あぁッ!」 「またイッたな。内、ピクピクしてるよ」 「ぅぐぅ……。んんッ、あぁ!」

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