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第五章・7

「ね、おねだりしたら俺も協力してやるけど?」 「はーっ、はーっ、はぁ、あ……」  欲しい。  僕の内に。  寿士さんの、いっぱい……。 「ほらっ」  寿士が、下から突き上げた。  ごりゅっ、ごりゅっ、ぐりゅっ。 「あぁ! はぁ、あんッ! イヤッ、そこはダメぇえ!」 「じゃあ、止める」 「うぅ、ふーっ、ふーっ、……っ」 「ん? 聞こえない」 「寿士さん、のが、欲しぃ……」  本当に、どうしたんだろう。  今夜の瑠衣は、やたら可愛い。 「よし、じゃあ頑張ったご褒美だ」  寿は、下からずんと腰を突き上げた。 「あぁッ!」  それだけで、とろとろと吐く瑠衣が、愛しい。

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