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第六章・4
「あぁ、あ! 寿士さんッ、ダメぇッ! そんな、そんなにいっぱい挿れないでぇえ!」
5連のビーズを全て体内に収める間に、もう一度果ててしまった瑠衣だ。
「あ、あとは。これを抜くんだよね」
ぞくりと来た。
「ね、お願い。優しく、して。ゆっくり……、寿士、さん……ッ!」
瑠衣は、始めはそっと一つずつ抜いていたビーズを、残り3個で一気に引き抜いてみた。
「はぁああ! い、いぃッ! 寿士さん、す、ごいぃい!」
びゅるびゅると、勢いよく精が吹き出す。
「あ、ひ、ぁ。もう一回、出ちゃうぅ!」
シャワーの刺激で、連続して果ててしまった瑠衣は、そのままタイルに横たわってしまった。
「ぅあ、あ。はぁ、はーっ、あぁ。んんぅ、ふぅ、うぅ……」
シャワーのお湯が、精液を綺麗に流してゆく。
「ぁん……、寿士、さん……」
ひくひくと余韻に浸った後、瑠衣は温かなシャワーを浴びた。
小さなくしゃみを、ひとつ。
「ちょっと遊びすぎたかな?」
バスタブでしっかり体を温めて、鼻歌気分で湯から上がった。
「あー、スッキリした!」
リビングでソファに座り、ドライヤーを手にしたところで、キッチンから寿士が出て来た。
「ほら、ショウガ湯」
「わぁ、ありがと♡ って、ええええッ!?」
「声、でかい」
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