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第十章・5

「あ、あぁッ! 寿士、さんッ。激しッ……!」 「気持ち悦いな、瑠衣の内は」  絞り取られるような蠕動が来ると思えば、絡みつくような粘りがある。  甘く食んでくる蕾は、時折喰いちぎらんばかりに締め付けて来る。 「あぁんっ! はぁ、あんッ。はぁ、ふぅッ、うぅッ!」 「声も可愛いし、言うことないね」  激しく突き上げながら、寿士は瑠衣の味わいを言葉にしていた。 (寿士さん、家で何かあったのかな……)  瑠衣がそう心配するほど、寿士は激しく腰を打ち込んできた。 「んぁあ! はぁ、ああぁ!」 「イッちゃったね、瑠衣」  じゃあ、俺も。  寿士はすぐに自分を解放した。  熱い精が、濁流になって瑠衣を襲った。 「ぃ、やぁ! んぁああんんッ!」  吐き出しながらも、寿士は抽挿を止めない。 「あ、だめッ。寿士さんっ、それ、ダメぇえ!」  瑠衣を苛めながら、寿士は気怠く問うてくる。 「ね、瑠衣。俺のこと、好き?」 「んぁ、あ。何で、今、そんなコト……、あぁあ!」  とろとろと精を吐き続ける瑠衣に、寿士は重ねて問うてきた。 「俺のこと、好き?」 「う……ッ」

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