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第十七章・4

「んッ、あッ、ぁん! あんッ、もう! キッチンで立ちバックとか、信じられない!」 「一度、やってみたかったんだよね」  シンクに瑠衣をしがみつかせて、寿士はご機嫌で突き上げていた。 「やッ、やぁッ! あ、当たってる、ってばぁ!」 「ジングルベ~ル ジングルベ~ル、鈴が鳴る~♪」 「ッ、もう! 変態ッ! あぁ、ソコはダメだ、ってばぁあ!」  瑠衣の悲鳴にも構わず、寿士は上機嫌で腰をやる。 「やだ。イッちゃう。ダメ、出ちゃう! 服、服が汚れ……ッ、あぁあん!」 「あ、俺もイきそう」  ぐん、とつま先立ちをして、寿士は瑠衣の最奥まで押し上げた。 「いやぁあ! あ、あんンッ! あぁああ!」 「瑠衣、去年より悦くなってるよ♡」  吐き出しながら、寿士は瑠衣の締め付けと粘りを味わっていた。 「この感じ。最高~」 「寿士さん、の、バカぁあ……」  くったりと脱力する瑠衣を抱き上げ、寿士はバスルームへ直行した。

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