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第6話

「慧、お腹空いたから夜ご飯作るけど何がいい?」 俺が着替えてから2人で何をするでもなくただただゴロゴロしてたら外は暗くなっていた。 「何でもいいけど何出来そう?」 「オムライスとか?」 「じゃあ、それにしよ。帰りスーパーよれば良かったな」 オムライスなんて時間もかからないですぐ出来るからそらとついでに作ったスープを2人で食べる。 食べ終わると慧が風呂の準備をしてくれていたみたいで先に入った。 俺が洗っているといきなり戸が開いて慧が風呂の中に入ってくる。 「何?慧も入るの?」 「駄目か?」 「駄目。狭いし」 俺がそう言うと慧は笑いながら湯船に入る。 俺が洗い終わったのと入れ替えで慧も体を洗う。それか終わるとまた湯船に入ってくるから俺は上がろうと立ち上がった。でも手を掴まれてまたお湯に浸からされる。 「なあ、今日の話どう思った?」 「東都のやつ?別にうちに来るって訳じゃないんだしほおっておけばいいでしょ。てか、どうでもいいけどお腹撫でないで擽ったい。」 「蘭知ってた?擽ったい所ってその人の性感帯何だって」 「は?知らなっ…やだッ…」 体を這う慧の手が妙に厭らしくい。 「逆上せると嫌だし上がるか。」 慧はそう言うと俺を軽々と持ち上げ風呂を出た。 「お前軽すぎ…」 もっと食えよといいながら脱衣場まで行くとタオルを渡される。 それを受け取って体を拭く。 拭き終わるとイキナリ慧に腕を引っ張られ俺の唇が慧の唇にくっついた。 初めは啄む様なキスから段々深いのに変わっていく。 「ふぅッ…んン…ハァっ…」 唇を離すと俺と慧の間に伸びる銀色の糸。 慧の顔を見ると体温がぐっと上がるのが分かった。 慧に手を引かれベッドに向かいながら明日が休みで良かったと安堵した。 だって慧に触られたら止まらなくなるに決まってる…

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