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「望んだものはただ、ひとつ」1-7

「とはいえ、この美しい姿を堪能しないのはもったいないな」  そんな囁きと共にアルフレッドの手が怪しい動きをする。ビクッと肩を跳ねさせたシェリダンは恐る恐るアルフレッドを見た。 「あ、の……、お疲れでしょうし、お食事もまだでは?」 「その疲れを癒すためにも、先にシェリダンを食べさせろ」  あまりにあからさまな言い方にカァッとシェリダンの顔が真っ赤に染まる。その間にもアルフレッドの手は止まることなくシェリダンの肌をまさぐっていた。 「あっ……、あ、アルっ……」  バタバタと足を藻掻かせるが、降ろされたズボンが邪魔をしてたいした抵抗にはならない。その間にもアルフレッドはシェリダンを愛撫し、顔中に口づけを降らした。そろりと撫でられた花芯からトロリと蜜が溢れ、淫らな音を響かせる。いつの間にか襟元も乱され、赤く色づいた胸の頂もアルフレッドの眼前に晒されていた。  結局この日シェリダンはアルフレッドによって甘い声を響かせ、翌日は起き上がることができなかった。  そしてこの日以降、シェリダンが赤い衣装を纏う姿は見かけられなかったという。  げに恐ろしきは国王の執着と独占欲。それが向けられる相手が王妃のみというのが幸なのか不幸なのか。  ともかく今日もオルシアは平和だった。

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