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第35話※R18

2313 貸し切り露天風呂にて 凪side 「んぁっ…! あ、やっ…、」 「紅葉…。声。可愛いけど、今日は抑えて。」 「んっ…。む、りぃっ」 あれから紅葉を貸し切り風呂に連れ出した。 紅葉は初めての温泉にわくわくしながら、外国人向けの案内の注意書をきちんと読んで、風呂を見ると大興奮!! 走り出そうとするのを寸でで止めた。 真冬の露天風呂は寒いので、掛け湯のあと2人で一度温泉に入り、身体を温めてから髪と身体を洗うーー だけのつもりがつい手が伸びて、今に至る。 夜風で冷えてまた風邪いたり喘息が出ると困るので、熱めのシャワーを出しっぱなしにしておく。 立たせた紅葉は洗い場の鏡に手をつかせ、左手は上から重ねて繋ぎ、後ろから身体を被せて胸や紅葉自身に触れていく。 月明かりと控えめの照明に照らされた白い身体はいつも以上にキレイですぐに夢中になる。 「鏡で顔見えるから後ろからでも大丈夫だよな?」と念押し、耳やピアス、首筋も舐めて、背中にもキスしていくと抑えきれない甘い声が漏れる。 「鏡っ、恥ずかしい」 という紅葉をキスで宥めながら中心に触れて先走りを絡める。 繋いだ左手を外して、ボディソープをローション代わりに指に纏って後ろを解していく。 指を入れると緊急する身体を前への刺激で誤魔化して傷付けないようゆっくりと奥へ進める。 「は、あっ…!!」 紅葉が微かに反応を見せた場所を見逃さずに指の腹で撫でる。 「やぁーっ!!」 「やっと見付けた…。」 「な、に? そこヤダぁっ」 「ここ? 多分前立腺ってやつかな? 紅葉のいいとこ。」 ぐずぐずになる紅葉にキスして、指を二本に増やす。 掻き回すようにしてさっき反応を見せた辺りを中心に中を刺激すると溜まらず首を横に振る紅葉。 キスで悲鳴に似た喘ぎを塞いで前と後ろ、同じ速度の動きで追い上げてイかせる。 スゲー可愛くて思わずこのまま突っ込みたくなるが…ローションもゴムも持ってない…。 一瞬外で出せば大丈夫じゃね?と悪魔のささやきが自分の中で聞こえたが… …思い出した。明日LIVEでした。 ってか、ここ、実家の風呂でした。 大事にするって誓っておいて何してんの…。 いろいろヤバい…。 床に座りこんではぁはぁと呼吸する紅葉と目線が合うよう屈んでから振り向かせてキスする。そのまま舌を絡める。 トロンとした瞳で俺を見つめてる紅葉の唇を親指でなぞり、下唇を人差し指で開くと耳元で聞いてみる。 「可愛いー顔。 ね、ここでしゃぶってくれる?」 紅葉は一瞬驚いた表情を見せたが、すぐに笑顔で頷いて俺のモノに手と唇を伸ばした。 まだまだ拙いが、狭い口内は心地好い。 伏せられた長い睫毛と淫らな口元を眺めているとだんだんと高まってきた。 「ちょっと動かしてもいい? おっきく口開けてて?」 サイドの髪を手でかき揚げるようにして頭を支え、奥を突き過ぎないよう気をつけながら上下させる。 「…こんな感じに出来る?」 リクエストすると一生懸命頬張る紅葉。 …飲み込みが早いのは音楽だけじゃないらしい。 「ん。も、いーよ。」 そろそろヤバいので切り上げるように言うがそのまま口淫を続ける紅葉。 このまま出せって? えー、ヤバい。…いいんだろうか? 悩んでいる間も懸命に奉仕される。 その上目遣いヤバいんだけど…。 紅葉が口内に溜まった唾液やら先走りを飲み込む時に一瞬喉が締まった。 油断していて持っていかれる。 「っく! ヤバっ!!」 「んっ?」 俺の声に驚いてタイミング悪く口を開けた紅葉と反射的に腰を引いた俺…。 …結果、AV並みに卑猥な事態に…。 顔射って…!! しかも髪とかにも飛んでるし…。 サイコーにエロい光景だけど、俺、最低? 「悪い…。 目とか入ってない?」 「大丈夫だよ。 飲もうと思ったのに失敗しちゃったー。」 無邪気にそう告げて口の端についた俺の残滓を舌で舐めとる紅葉…。 エロっ…!! 「おいで。 もう一回洗い直し!」 全身キレイに洗い直してやり、2人で温泉に浸かる。 膝上に乗せてキスを交わす。 「温泉気に入った?」 「とーっても。日本のお湯は最高です。 温泉はお肌にいいんだって!持って帰りたい~」 「ははっ。」 「凪くん…!」 「なに?」 「…好きっ…!!」 「かっわいー。俺も好き。」 そう告げて唇や首筋、耳にキスするがすぐに止められた。 「またしたくなっちゃうからダメっ…!!」 「そう? 気持ち良かった?」 「いつもいいけど…今日のが一番…。 やっぱり、いつも一番。」 そんなの言われたら男冥利に尽きる。 「紅葉反応良かったよな。エロ可愛くて好き。 …家帰ったらちゃんとしよーな?」 「うん…っ!!」 赤くなる恋人を抱き締めてから風呂を上がった。

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