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第85話※微R18
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「ん…?ふ、っぁ?!
な、ぎくん? なぁに…?」
凪のイタズラに、寝起きの舌足らずな声で紅葉が驚きの声をあげた。
深夜ラジオの出演を終えて、帰ってからもディスクワークをしていた凪はまだ寝ていない。
GW中、多少の触れ合いはあったものの忙しくてきちんと抱き合えていなかった2人…
まだまだ忙しさは続くので、凪は早朝から強行突破することにしたらしい。
まだ身体が起きていない紅葉は動きが鈍いが、反応は悪くない。
キスをしつつ、凪は今日の予定を確認する。
「今日授業何時からだっけ?」
「ん…と…、2限から…かな?」
「…遅刻したらごめんな?」
「んっ、や…っ
朝だよ…?
へいちゃんのお散歩…っ!」
「メシは先にやったし、後で俺が連れてく。」
「あっ…!凪くん…?
朝だよ…?…するの?」
「ダメ…?
こんな格好して誘ってるのかと思った。」
凪のTシャツを借りて寝ていた紅葉はあっ!と思い出したのか顔を赤らめた。
「…寂しかったの…。
あの…明るいし、なんか恥ずかしいよ…っ。」
カーテンは閉めているが、隙間から射し込む太陽光が明るく恥ずかしいらしい。
本気でいやがってるわけではないが、なんとなく抵抗を見せる紅葉の両手首を頭上で一纏めにして押さえつけて、下着を脱がせにかかる凪。
「やっ、ん、ァっ!
まっ、て…!」
「何…?」
「手…やだっ。
…優しいのがいいよ…。」
「はいはい…。ごめんね?」
紅葉の手を離し、ちゃんと起きたらしい紅葉と目を合わせてもう一度キスして抱き締めるところから始める。
「凪くん、今日も大好き。」
「かっわいー…。
俺もすき。
早くしよ。 時間もったいない。」
そんな凪の台詞にクスクスと笑い合いながら紅葉は彼に腕を伸ばした。
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