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第89話※R18

5/14 146 右手は恋人繋ぎにしたまま紅葉の好きなキスをたくさんして、髪にも顔にも唇を落としていく凪。 「俺が一緒にいても寂しい?」 「…いつもメソメソしてごめんね。 弟たちに会えないのはやっぱり寂しいけど…僕、もっと強くなるよ。 一人前になるまでは帰らないって決めてるんだ…。」 「そっか…。 紅葉の言う一人前がどういうレベルなのか分からないけどさ…。 メジャーデビューしたら、ドイツに行こう。 直接会って紅葉の家族に挨拶したいから…俺も一緒に連れて行ってくれる?」 「凪くん…っ! 一緒に…?! いいの?」 「けっこう真面目に本気だからね? 好きになったのは紅葉の方が先だったけど…、いつの間にか俺の方がお前にハマってるからさ。 …愛してるよ。」 「っ!! うれし…。 僕も…、僕の方がすーっごい愛してるっ。」 「張り合わなくていいから…(笑) ちゃんと抱かせて。」 「はい。あの…、よろしくお願いします…っ!」 「…なんかちょっと違うんだよね。 まぁ、そこが可愛いんだけど…(苦笑)」 宣言通り、いつも以上に甘やかされて、全身溶けそうになるくらい愛し合った。 「ん…、ふ、ぁ…っ!」 「紅葉…っ!」 「ゃ…ぁっ…!! 凪く、んっ! も、むり…っ! そこ、したらダメ…っ!」 紅葉の弱い部分を絶妙な加減で攻めていくと中がうねるように反応するのが分かる。 「ぁっ、んーっ、ン…!!」 「…このまま中にいい?」 「ん、して。ほしー…よ。 凪くん…っ! …ぁ…っ! ス、キ…っ!」 「好きだよ。 紅葉もこのまま俺でイって。」 舌を絡めながら、中を攻め突く…。 「っ、ぁァー…は、ぁっ!! っ!!」 同じタイミングで達して、珍しく凪も息が荒い。紅葉は初めて感じる身体の奥に放たれた凪の熱に驚きながらも、幸せを感じていた。 「凪くん…、好き…。ほんとに大好き…。」 「ありがと。 俺も。大好きだから…。」 「あ、…抜いちゃやだ…。」 「コラ、締めんな…っ!! ちゃんと掻き出さないと…! 腹痛くなるらしいよ?」 「えっ?!」 「このまま風呂行って洗おう…。」 身体を離した凪がキスを1つ落としてから、紅葉を抱き起こすが… まだ足腰に力の入らない紅葉は立ち上がれない… そして 「っ!! ぁ、なんか…! あ、溢れてきちゃう…っ!」 ローションだけじゃないものが後ろから脚の間を伝う感覚に赤面し、両手で顔を覆う紅葉…。 凪はシーツで紅葉を包んでバスルームへ運ぶことにする。 その後、中をキレイにする為、凪は指を挿れて掻き出していくが、紅葉が恥ずかしがってなかなか進まず…どんどん体力と時間を奪うことになりった。だんだんと喘ぐ姿に凪も忍耐力を削られる。 ぐったりして眠りにつく恋人は翌朝もダルそうで…過保護にもすぐそこの大学まで送る凪はやっぱりゴムは必要だなと感じたのだとか…。

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