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第125話※R18

2121 一度着替えて帰宅し、平九郎の散歩を2人で済ませる。(ご飯は自動給仕器を購入したので仕事の時はそれで与えている) 「イベント楽しかったね!」 「そーだね。またネットが荒れるかと思ったけど、みんながイイコだからか今のところ特に何もないし…」 「これからはお家で撮った平ちゃんの写真も載せられるね。」 「お前がファンクラブサイトに載せるの、いつも平九郎の写真じゃん。 たまには俺たちもラブラブな感じのツーショット撮ろうよ。」 「ゆ、浴衣で撮ろうっ! あとでっ!早速っ!! もう一度着るべしっ!!」 「いいよ。 ってか、浴衣に興奮しすぎ(笑)」 「だって浴衣姿の凪くんカッコいいんだもん!お母さんの見立てはさすがだね! でも…良かったの? 一緒に住んでるなんてって言っちゃって… あ、僕は嬉しかったけど。」 「いいんだよ…。 光輝たちも発表したし。 翔くんだってチュー写真アップしてるし、なんかドイツにまで行ってるし…! 張り合いたいわけじゃないんだけど、俺が越えようか悩んでた壁をあっさり越えてっつーか、あの人の場合は壁を壊してズカズカ踏んでいくって感じ?(笑) …やっぱなんか悔しいんだよね(苦笑) それに…紅葉が嬉しいって思ってくれるならそれが俺の幸せだし。」 「…ありがと。…大好き。」 紅葉は凪の顔を覗き込んで幸せそうに微笑んだ。 2216 帰宅するとシャワーを浴びて再び浴衣を着付ける凪。 "どうせ脱がせるのに何でまた着せてるんだろ…?(苦笑)"と、思いつつ自分も浴衣を纏い、写真を撮ろうとウキウキの紅葉のあとを追う。 ソファーでツーショットを撮ろうとしたら平九郎が間に入ってきたので仲良く並んで撮影し、早速ファンクラブサイトにアップする。 「今度平ちゃんの浴衣も買おうよ!」 「いいね。 で? 俺たちのチュー写真は?」 「えっ?! サイトに載せる?」 「光輝に怒られるから載せない。 親も見てるし(苦笑)」 「そうだね。 じゃあいいよ…。」 OKを出した紅葉が凪に口付けるが… 「まだカメラ向けてないよ?(笑)」 「…今のは練習ですっ!」 天然な紅葉に笑いながら凪は改めてスマホを手にした。 その後… ソファーに座る凪にくっつき、浴衣の会わせに手を置き、首もとに唇を寄せる紅葉。 「積極的だね?」 「だってこんなに素敵なんだもん! 誰かに取られないように必死なの! …また時々着てくれる?」 「同棲宣言したのに取られるとかないだろ…。 うーん…、俺にも触らせてくれるならいーよ?」 「ふふ…っ!」 紅葉は合わせ目から脚を探る凪に抱き付く。 「…ベッド行こっか。」 「うん。 このまま運んでくれる?」 「今日は特別ね。」 2台のスマホを紅葉の手に預けると横抱きに抱き上げて階段へ向かう。 凪は男にしては細身の恋人を軽々と運んでいく。 「やった! 平ちゃん、おやすみっ!」 ベッドに着くと、そのまま抱き合いながら横になり、キスを深くしていく。 「身体キツくない? 昼間もしたし、挿れるのはなしにしとこうか?」 「やだ…。 これ、着たままして?」 「……意外とマニアックだな…(苦笑) いいけど、先にアラームだけかけて。 明日も仕事。オケのレコーディングだから練習してから行かないとだろ? 宿題もやるって言ってたじゃん。」 「分かった…。 イイコにするから、しよ?」 「可愛さ2割増しだね。 浴衣姿の紅葉も好きだよ。」 「凪くん…っ! カッコ良すぎて鼻血出そ…っ!」 いつもはなかなかやらせてもらえないシックスナインで紅葉を更に蕩けさせると、後ろを慣らしながら脚の付け根や内股に無数の痕をつけていく凪。 「あっ、ァッ、ァ…ッ! んっ! だめっ! いっちゃ…っ!!」 そのまま指で達する紅葉に気を良くしつつ、ローションを足しながら更に中を解していく。 「ん、ァ! もぉヤ…っ! もう…大丈夫だから…っ!!」 「あと少し…、ここ少し赤くなってるし心配だから…。」 そう言って引き延ばし、体位を正常位に変えても3本の指でゆっくり慣らしていく凪。 「キス…っ!」 「ん。」 「も、して? 欲し…っ!」 「どーしよっかな…。 可愛いからもうちょっと。 ここもしないといけないし。」 そう言って胸の飾りを口に含む凪。 キスはたっぷりと与えてくれるのになかなか挿入して貰えず、焦れる紅葉… とうとう泣きが入る。 「ん、もぉやだ…っ…! してって…さっきからお願いしてるのに…っ!!」 「…っ…! ごめん…。泣かないで? え、待たせ過ぎた?」 「…っ!! 僕だけ…してもらって…。 凪くんはしたくないのかなってだんだん不安になって…!」 「ごめんね…、そういう訳じゃなかったんだけど…ゆっくりしすぎた…。 泣かせるつもりじゃなくて…えっと…!」 慌てる凪にぎゅっと抱き付く紅葉。 凪はごめん、と繰り返して紅葉の涙を指で掬い、目元にキスを落とした。 「大丈夫? 今日……やめとく?」 「ん…。」 少し落ち着いたら眠くなってきたのかそのまま目を閉じる紅葉を抱き締めて、寝付くのを見守る。 久々に泣かせてしまい反省する凪。 「せっかくいい流れだったのに…調子乗ったバツかな…。」 紅葉のためにホットタオルを用意して、簡単に身体を拭くと、引っ掛かってるだけの浴衣を着せてやる。 「マジ、このままレスとかになりませんように…っ!」 凪は切実にそう願い、部屋着に着替えると自分へのペナルティとして筋トレを課し、シャワーを浴び直してから眠りについた。

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