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♯12〝子犬のワルツ〟4
まだ理性の残っている桜也はしばらく迷っていたが、やがて諦めたようにおずおずと脱ぎ始めた。真雪はベッドの端に座り、悠々と桜也のストリップショーを鑑賞する。
おずおずとシャツのボタンを外し、肩から脱ぎ落とす。
下着を脱ぐと、お腹から上半身がすべてあらわになった。ガリガリだった体は、一か月の監禁生活で少しふっくらした。最近は筋トレを再開し、徐々に筋肉がつき始めている。
膝立ちになり、腰をくねらせてズボンを脱ぐ。パンツの股間部分がテントのように盛り上がっているのを見て、妙に興奮した。
ああ、桜也も欲しがっているんだ。
「桜也。僕とエッチなことするために自分で服を脱いでるんだよ。分かってる?」
「…っ!」
恥ずかしさのあまり顔を紅潮させながら、桜也はパンツも脱いだ。
そのとたん、膨張した桜也のものがぷるんと飛び出した。先端から透明な液をたらたらとこぼしながら。
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