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「はっ、あうぅっ」
「和真は、知らない男に乳首いじられて感じちゃう淫乱なんだ」
「ちがうっ! おま…誰…なにして……」
「ココ、こんなにしといてよく言うよ。俺の名前? 教えるわけ無いじゃん。何しに来たかって? 挿 れなければ何してもいい玩具 があるって聞いてきた。俺、紳士だから和真の処女は取らないでやるよ」
良かったな……と、続いた言葉に流石に佐藤は青くなったが、頭と身体が別物みたいにペニスは硬く猛っていた。
「後ろ使えないんじゃ、こっち使うしかないか」
「やっ! 止めろっ!」
唇へ這った指先に、恐怖を感じて佐藤が叫ぶと、「お願いします……だろ?」と低く、怒気を纏った声で凄まれる。それでも抵抗しようとすると、今度はペニスを強く掴まれ、まるで指をねじ込むように尿道口を指の先で抉られた。
「やっ……ひぅっ!」
「ほらっ! 言えよ」
「ぎっ…ひっ! ねがっ…おねが…します」
「仕方ねえな、挿れてやるよ」
「あっ…ヴゥッ! んぐぅ!」
鼻を摘まれ開いた口へとピトリとペニスが押しつけられ、苦しみに喘ぐ咥内へと、長大なモノが入ってくる。
「んっ…ぐぅっ…んんっ!」
「歯ぁ立てたら、殴ってケツにぶち込むから」
愉しそうに囁いてくる残酷な男の言葉に、懸命に口を開いた和真はボロボロと涙を流した。
和真は本来ゲイではない。性経験が一度も無いのは機会に恵まれなかったからで、男が男に脚を開くなんて世界は知らずにここまできた。
「んぐっ…んぅ…」
(苦し…息が……)
「ああ、ごめん。苦しかった?」
息ができない苦しみに……和真の身体が痙攣したのを、まるで見計らったように、鼻を摘んだ指を離して男が喉奥でクスリと笑う。
「んぅっ……んっ」
「顔真っ赤。可愛い」
「ぐぅ…んっ…っ!」
歯を立てないよう必死に酸素を取り込む和真の姿に煽られ、男のペニスが更に質量を増したから……その先端に喉奥を押されて溜まらず和真は首を振った。
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