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生でなんて病気うつされるのが怖くて 誰にも許さなかったけど、タロウなら平気だ。 だって本当は人じゃないし。 そんなことより早く続きがしたかった。 タロウに背を向けて壁に手をついて はやく、とタロウに ねだる。 「晃太…悪い子…」 そんな事を言いながら背中にピッタリ くっついてきて、俺の前を握る。 「はやく、っタロウはやく…」 タロウは慣らしもしないで、いきなり ソレを突っ込んできた。 「ううっ…タロ…」 でも生の方が断然楽だし気持ちいい。 きっとタロウもそうだ。 入れられただけでドロドロに熔けそうなほど 中が熱くて、足が立たなくなる。 タロウは俺にしがみつくようにピッタリと 体をくっつけて、一心不乱に腰を振った。 「あ、あ、やば…い」 「こうた…スゴい…しまる…」 崩れそうになる俺を抱えてガツガツ突き上げる。 耐えられなくなって欲を溢すと、タロウの手が それを最後まで絞り出そうと動いた。 「あっ」 「…!!」 タロウが抜かずに中で出したとすぐに気づいた。 あわてて離れると、俺の後ろからタラっと タロウの出したモノがこぼれて 出しきれなかった残りがピュッピュと 俺の尻にかかる。 俺が首だけ後ろに向けてそれを見ると タロウがあわててシャワーを出して俺に向ける。 「ばっ…冷たっ!」 「え、ゴメ…!」 絵に書いたような慌てっぷりだ。 「ゴメンね!洗うからっ」 「いいよ、自分でする」 タロウからシャワーを取り上げた。 「タロウ溢れるから止めて」 浴槽を指さすと、タロウがあわてて俺の言葉に 従う。 「晃太、ヤらせて」 「いいってば お風呂入って、こっち見ないで」 俺は追い払うようにタロウにシャワーをかけた。 「俺、勉強してきたよ」 「は?」 「晃太やったことある?」 「…無いけど…やる前の準備と同じだろ…?」 「そうだけど…俺のせいだし… できないとお腹痛くなっちゃうんでしょ?」 タロウがシャワーを取り返して、ニッコリ笑う。 「痛くしないから」

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