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「いやだいやだと嘘ばっかり言ってると、いつまで経っても家に帰れんぞ」
濡れた指で首筋を撫でられ、尻を男性器で犯されて、少年は今にも泣き出しそうだった。
「うっ、うあっ……だって……あっ、こあいぃ…………!」
「今さら何が怖い? いつも尻でちんこをくわえて悦んでたんだろう?」
「ああぁっ……あっ……! な、長い、からぁ……!」
覆面の男はペニスを三分の二ほど収めてしまうと、いったん息をついて、馴染ませるように少年の尻をつかんで揉みしだき始めた。
「やっ揉まないでっ……だめっ、だめそれぇ……っ」
少年は手を伸ばして拒もうとしたが、彼の膨らんだペニスはひくひくと動いて、先端から透明な液体を垂らし、臀部の刺激に悦んでいるのは明らかだった。
「それで処女ぶってるつもりか?」
少年が性感を得ているのを見て、覆面の男はゆっくりと腰を前後させ始めた。ずるずるとペニスを引き出すだけで少年は声を上げ、亀頭を前立腺に擦りつけられると高い声で鳴いた。
硬く張ったペニスは少しずつ少年の奥に入り込んでいったが、少年は濡れた声で喘ぐばかりで、もはや脚を閉じようとする気配もなかった。
「お前、全部撮られてるのわかってるのか? 恥ずかしいと思わないのか」
「は、はずかしいぃ……こんなのはずかしいからっ……やめてぇ……」
「だったら少しぐらい嫌そうな顔をしてみせろ」
少年は顔を隠そうとしたが、男がそれを許さなかった。睫毛は涙に濡れ、眉は下がり、唇からはひっきりなしに熱っぽい喘ぎが漏れていた。どう見てもそれは情交の最中の顔だったし、瞳は快感でとろけそうになっていた。
覆面の男は腰を器用に使って、少年の奥のまだ侵されたことのない場所に入ろうとしていた。少年の息遣いは苦しげだったが、唇からこぼれるのははしたない雌の喘ぎ声だった。
「おい、そろそろ結腸に届くんじゃないか? 初めてなんだろう、せいぜい楽しめよ」
男に頬をぺちぺちと叩かれて、少年は力なく、いや、と言って首を振った。そしてその言葉とは裏腹に、少年のペニスは期待でさらに膨らんでいた。
少年の尻に挿し込まれた逞しい男根は、ゆるゆると前後したあと、とうとう根元まで押し込まれた。
「……あっ? あーっ……!?」
少年は一瞬自分の身に何が起きたのか理解できないというふうに無垢な驚きの表情を見せたが、すぐに身を震わせて淫らな快楽の声を上げた。
「ああぁー……あーっ……! んっあっ……やぁぁー……!」
少年が亀頭に結腸を舐め回され、悦んでいるのは疑いようもなかった。もはや拒もうという意思はどこにも感じられず、尻の穴を大きくこじ開けられて深く犯される快感に酔いしれていた。
覆面の男は少年の快楽の悲鳴をたっぷりと堪能して、今度は腰を引いてペニスが抜け落ちるぎりぎりのところから、またゆっくりと最奥まで犯した。そして、再び腰を引いては貫くことを繰り返した。
これに少年は耐えかねたように身悶え、涙をこぼしながら訴えた。
「それっ……それやめへぇ……! おかひくなるっ……しりがおかひくなるぅ……!」
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