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第3話 異世界(1) ※
「転生者だ……」
「久々の転生者が来た……」
上から振ってくる男達の声で、僕ははっと目を覚ました。
僕は仰向けになり寝転がっていた。背中に当たる感覚は、草。どこかの草むらに僕は寝ていた。
そして目を爛々と輝かせる二人の男に見下ろされていた。
僕は恐怖に頬を引きつらせた。
だって男たちの耳が尖がっていたから。人間ではありえない尖り方。
なんだこいつらは。
僕は身を反転させ、四つんばいになって逃げようとした。でも。
「逃げられると思うのか?」
僕の腰を男がつかんだ。そして信じられないことに、制服のズボンを脱がしてきた。
「や、やだっ……!」
僕は手で男の頭を叩こうとした。そうしたらもう一人の男に上半身を固定された。
僕のズボンはあっさり脱がされ、青いボクサーパンツが晒されてしまう。
もう一人の男は僕のシャツのボタンを引きちぎった。
「ちょっ、やめっ」
僕は二人の男に仰向けで固定される。シャツの前が開いて素肌をさらされた上半身と、下着だけの下半身という恥ずかしい姿で。
耳の尖った男が舌なめずりする。
「うまそう……」
前の男に、ボクサーパンツの上からするり、と股間を撫でられた。僕は恐怖に身がすくんだ。
「な、なにをする!」
さらに後ろの男が、僕の胸の突起をきゅっと摘んだ。
「っ!!」
その時、全く未知の体感が襲った。恐怖すら覚えた。
乳首が明らかに、「別の何か」になっていた。
違う、絶対に違う、乳首でこんな風に感じるわけがないのに。
これはまるで、乳首がペニスになったみたいな。
「お、この転生者、乳首の感度いいじゃん。これは上からも相当、分泌するぜ」
「おいおい、ちゃんとちんこでも感じろよ、男だろ」
前の男が、ボクサーパンツの上から僕の分身をもむようにさすってきた。
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