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第11話
夏side
春と連絡がつかない。
昨日俺はバイトで春は1人で帰った。
バイトが終わって春に電話をかけたがでなくて風呂かなーって思ってたんだが今日の夕方になっても繋がらない。
秋と冬も心配してメールとかをしているらしい。
まあ、街中を探し回るほど心配もしてはいないけどまた、暴れたりしたら大変だ。
そこだけが心配だ。
春と連絡がつかなくなって3日。
俺の携帯がなった。
相手は""春野""。春だ。
「おい!春!お前何してんだ!?」
「夏、うるさいよ!悪かったってちょっといろいろあってな。明日の昼には家に戻るから、秋と冬にもそう伝えておいてくれ。」
「はぁ…わかったよ」
「頼んだ。じゃあな」
次の日、昼過ぎに春の家に行くと丁度春が帰ってきたとこらだった。
「夏!?なんでここに?」
「お前が今日帰ってくるって言うから様子を見に来たんだろうが!」
「つか、この人は?」
俺は春の隣にいる男に視線をむけた。
「あー、この人は…」
「親戚だ。」
春が答える前にその男が口を開いた
「親戚?」
「ああ。俺は津島だ。俺は自営業を経営していてな少しの間春野に手伝ってもらっていたんだ。そのせえで心配をかけたならすまない。」
「そうだったんすか。こちらこそすいません。てか、春!だったら連絡位寄越せ!」
「ごめんってー!実は携帯なくしててさー。」
「ったく。後で秋達にも謝れよ?」
「はーい。」
「じゃあ俺は帰る。春野、気をつけろよ。」
「ありがとうございました!」
津島さんが帰って俺は自分が何故かとても緊張していたことに気づいた。
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