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第28話

すぐ近くに廣瀬さんの体温を感じる。 暖かくてふわふわしてまるで夢みたいだ。 でも唇の感触が熱がこれは夢じゃないと俺に教えてくれている。 「お前は俺が守る」 優しく微笑みながらそう言う廣瀬さん。 ん? 「ってか、廣瀬さんさっき春野って…」 「行ってねえよ」 「えー、絶対言った!」 「お前、熱あんだから寝てろ」 そう言って無理矢理ソファーに寝させられる。 俺達って付き合ってるのかな? 「廣瀬さん、俺達ってさー、付き合ってる?」 俺が聞くと廣瀬さんはちょとこっちを向いて 「そうなんじゃね?」 って、 やばー、まじ幸せ

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