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第42話
「いい奴らだなー」
「うん。皆なんだかんだ俺に付いてきてくれるんだよね!」
あれから全員解散して、俺も秋に拗ねられながら蒼の車に戻った。
「大丈夫だ!俺のとこの奴らもそうだから。」
そうなんだよね。これから千尋の学校に行かなくちゃ行けない。
とりあえず、なめられないように頑張らなきゃ!
「春野。若の学校での用がすんだら家に帰るか?学校行くか?」
「んー、学校はめんどいから家に帰るよ。」
「俺の部屋で蒼を待ってれば?組の中出歩かなきゃ大丈夫だろ。」
「え、いいの?」
「おう!」
「じゃあそうする!」
「それでいいだろ?蒼」
「じゃあお願いします。」
最初は千尋のこと、ヤクザの若頭って聞いて怖い人かと思ってたけどめっちゃいい人じゃん!
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