49 / 134

第49話

「なんや?急に感じんくなったな。まあ、ええはこれ飲めば嫌でも気持ちよくなるやろなー?」 目の前に出された小さな瓶に入った液体を阪宮は俺の口の中に入れ口と鼻を抑える。 息が出来なくなった俺はその液体を飲み込んでしまった。 「ゲホッてめえ何飲ませたッ」 「速効性やからすぐわかるで。」 ドクンッ 「んッ…はぁ…」 身体が熱い… それに…なんかムズムズする。 ……触ってほしい… 「もう自分が何飲んだか気づいたやろ?」 「……ッ」 阪宮が俺の頬を撫でる。 それだけでピリピリして気持ちがいい。 阪宮の手が下におりてきて俺のズボンとパンツをおろしていく。 「や、やだ!やめろ!」 「もう、こんなにグチョグチョやん!」 薬のせいで勃ちあがった物を掴まれ扱かれる。 「ひぃ…ッやぁ…」 「嫌やないやろ?こっちも触ったろか?」 そう言って阪宮は指にローションを付け後ろのアナルを触ってくる。 「やだッィッ…」 「もしかして初めてなん?てっきり廣瀬とヤッタと思っとたわ。」 カシャッ 「かわええなー?これを廣瀬に送ったらどうなるんやろな?」 「あぁッ…やッめろ!」 痛いと言っても阪宮は指を抜かない。それどころか余計に中に入ってくる。 俺はただ心の中で蒼のことを呼ぶしかなかった。

ともだちにシェアしよう!