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第102話

部屋に響く水音 ぶつかり合う肌 荒い息遣いと 漏れる甘い声 とめどなく流れる涙 「あっ…あぁ…そぅッ…そぅ…っ」 好きで好きで仕方が無い。思えば思うほど涙は俺の頬を濡らしていく。 「あぁんッ…イクッ…イっちゃうぅ…ッッッ」 「俺もッ…出すぞ…」 俺が出した後すぐ蒼も達したらしくお腹が俺の中に蒼のが流れ込む。 じんわりとお腹の中に広がる熱がこんなにも愛おしくてこんなにも切ない。 蒼は俺の中から自分のを抜こうとしたからまだ抜いて欲しくなくて足を蒼の腰に絡めた。 「まだ抜かないで…」 「でもちゃんと処理しねえと後で辛いのはお前だぞ?」 「いいから。辛くてもいいからもう1回しよ?」 「…っ」 そう言って俺からキスすると俺の中で蒼のがまた大きくなっていくのが分かった。

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