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第105話

時間の流れが早い。 あれから結局うじうじしてるのは俺らしくないと思ってどうすれば早く帰ってこれるのかを考えている。 後、1週間後には俺はここに居ない。 飛行機は用意せれているらしい。必要な荷物だけ持って来いと言われたから蒼にバレないように少しづつ準備はしている。 「春?どうした?」 顔を上げると夏達が不思議そうに俺を見ていた。 「話ってなんだ?」 今はアメリカに行く事を夏達に話そうと思って屋上に来ていて、 「うん、実はさこの間親から連絡があってアメリカに行くことになったからちょっと行って来ようと思って。」 夏は俺ん家の事情を知っているからすぐ理解出来たんだろう。 秋達は俺の言っている事の意味が分かってないみたいだった 「はぁ、行ってくるってことは戻ってくる気はあるんだろ?戻って来るならいいんじゃねえ?次こっちに帰ってくる時はちゃんと全部終わらしてくんだろ?」 「そのつもり」 「えっとねー、ちょっと状況が理解出来てないんだけど詳しい事は後で夏に聞くよ。俺達はずっと待ってたあげるから!」 「またには連絡位寄越せ」 ほら、いつもそうだこいつらは何だかんだ言っていつも俺に付き合ってくれる。いつも俺を許してくれる。

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