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第132話
起きて時計を見るとちょうど昼になっていた。隣で寝ている春野を起こさないようにベッドを降りコーヒーと昼食を作る。て言っても朝と兼用なわけだから軽めにサンドイッチにした。
寝室に戻って春野を起こす
「春野、」
少し体を揺さぶってやると小さく唸りながら春野は起きた。
「お前荷物は?」
昨日春野が来た時春野が荷物を持っていたかったことにさっき気づいた。
一応家には春野の服は何着かある。今来ているスウェットもその一つだ
「あ、真辺に預けたまんまだった!蒼休みでしょ?一緒に取りに行ってくれない?」
なわでも、その真辺という春野の祖父母の秘書が春野の荷物を預かっているらしい。
「じいちゃんの家にいると思うから。真辺にはほんっとにお世話になったから蒼にも紹介したいし」
「わかった」
その後適当に着替えて春野の荷物を取りに出かけた。
俺の車に乗り春野の案内で車を進めると街から少し離れたところにある住宅地だった
中に入るとスーツ姿の男が待っていた
「お待ちしておりました春野様、廣瀬様」
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