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第29話(しずく)

超怪しかった 何が怪しいって 食器が洗われていた しかもフライパンとか まな板とかも使った上に洗ったのか シンクの横の所に置いてあった 『ねえ、祈織さん。何してたの?』 「何が」 『今日』 「えええ、べつに。飯食って、寝て、アマプラ見てたけど」 『なんか、料理したの?』 「あー、いや、べつに。適当に」 いや、適当にも祈織さんは料理しないし まず食器を下げない 『祈織さん、』 「どうした?あ、つむ、冷蔵庫」 『なに、冷蔵庫』 「俺の好きなやつ、入ってるから持ってきて」 『えええ?なに』 「ローソ〇のもちロール」 と、祈織さんの前に置くと 祈織さんは早速それを開けて食べ始める 祈織さんは甘党だ おれより意外に甘党 というかおれが意外に甘党じゃない 「なに、くう?」 『…くう、ひとつちょうだい』 と、いうと差し出してくれる コンビニいつ行ったんだよ この近くロー〇ン無いけど 1番近いのセブ〇だけど 『祈織さん夕飯どうする』 「まだ腹減ってない。今これ食っちゃったし」 『ふうん、』 「なに、腹減った?」 『まだ、大丈夫』 「じゃあ。今日食いいくか」 『あ、うん』 「ファミレスだけど」 『うん、ハンバーグ食いたい』 「お前ハンバーグ好きだな」 『うん、好きだけど』 祈織さんは いてて、と腰を擦りながらソファから立ち上がり シャワーを浴びに向かった 『えええ?なんでこの時間にシャワー??』 いや、別にいいけどさ なんだ、今日の祈織さんなんか変 シャワーから出てきた祈織さんをじっと見ていると 直ぐにおれにドライヤーを渡してきたからかわかしてあげることにした 「なんなの、今日のお前変だよ」 『え?おれ?』 「言いたいことあるなら言いなよ」 『いや、おれじゃなくて祈織さん変じゃない?』 「俺は普通だよ」 『そう…かな、』 いや、普通じゃない 『だって、食器、下げてたから』 「………俺だってそれぐらいする」 …そうかな、そうなのかな 「しずく、おいで」 と、俺の手からドライヤーを取り上げ そこら辺において 俺の腕を引っ張った 『え?なに、』 「気持ちよくしてやろうか」 『え?え?』 と、俺の服をぬがし始めた 『な、にするの?』 「ちんぽ、舐めてやろうかなって」 『え、えっ?』 そんな、祈織さんが俺のちんこ舐めるって、 そんなえろいこと有り得んのかな 祈織さんの顔がおれの股間に近づいてきて まだ舐められるどころか 触られてすらいないのに おれのものはぴくぴくと首をもたげる 『い、おりさん?おれ、まだシャワー浴びてなくて、』 「浴びてからにする?」 『うん、恥ずかしいから、』 「ふーん、つまんね」 と、祈織さんはそのままごろんとソファに寝転がる 『すぐ、浴びてくるからまってて!』 と、すぐにお風呂に向かって 急いで服を脱いで お風呂に飛び込んだ 「っふは、だせえ」 すぐに帰ってくるから!と 急いで でもめちゃくちゃキレイに身体を身体を洗った そして 祈織さん! と、タオルで拭くのもそこそこに 素っ裸のまま祈織さんの待つリビングに戻る 『祈織さん!…って、あれ?』 服きてる しかもスウェットじゃなくて 普通の私服 『どっかいくの?』 「飯。食いいこ。ハンバーグ」 『え?』 あれ?おれの ちんこ 舐めてくれるんじゃないの? 「しずくも早く服着てきなー。デニー〇行こうか」 えええ、 おれのこのおっ勃ったちんこどうしてくれんの 『え?行くの?もう行くの?気持ちよくしてくれるんじゃないの?』 「えええ、なんかちょっと気分じゃなくなった」 『ええええ、おれめっちゃ気分なんだけど』 「こんどね」 『今度って』 いったいいつなの? でも、 祈織さん、 俺の気持ちしってて そういうことしてくれんの? からかってる訳じゃないの? 祈織さん、 おれ祈織さんの為なら 童貞より先に処女捨てても後悔ないよ …て、あれ 祈織さんネコなんだっけ

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