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第33話(しずく)

朝起きたら祈織さんはいなくて 昨日のこと覚えてるのか気になっていた そして、祈織さんに飲ませすぎたせいで 自分も知らず知らずのうちに飲んでいたようで 朝起きたらおれもがっつり漏らしてた… 前まで、あれぐらいの量ならあんな惨事になることはなかったのに…念の為おむつを履いていて良かった 祈織さんが言っていた通り やっぱりおれもストッパー的なものがバカになってるかもしれない 祈織さんがびしゃびしゃにしたやつは片付けて 一応祈織さんにもおむつ履かせといたけど祈織さんは大丈夫だっただろうか いや、祈織さん結構俺より体おっきいから中々の重労働だったよ、 寝てる祈織さんの下からシーツ抜いて 服…脱がせちゃって びしょびしょの祈織さんの下半身拭いて… 無防備すぎる祈織さん見ていて 欲望抑えるのも大変だったし 祈織さん怒ってるかな… 怒ってて口聞いてくれなかったらどうしよ つか今日も怒ってるから先行っちゃったのかな… 祈織さんが朝早く行くことなんてほとんど無いのに 帰ってきたら謝ろう、 とりあえず今日はおいしいものをつくろうと 学校の後は早々に帰って たくさん料理をした 祈織さんが前に食べたいって言っていた ジャーマンポテトや ナポリタン コーンスープも作って お子様大好きメニューだ 全部作り終わって 祈織さん早くかえってこないかな、と 待っていると 急に仕事が入った 先寝てて と、連絡が入ってガッカリしてしまう はぁ、とため息をついて 祈織さんの分にはラップをかけて冷蔵庫に片付け 自分の分だけ食べる事にした おいしくできたんだけどなー 一応冷蔵庫入れとくよ、と連絡もしといた 明日朝早いから祈織さんに会えなそうなのにな… そして案の定、 翌日の朝、 朝早く起きて 祈織さんの部屋覗いたら 祈織さんは帰ってなかった まさか、避けられてる?と不安になったけど 学校の後家に帰ったら祈織さんの靴があった バタバタと玄関から廊下を走り リビングに向かって リビングのドアを勢いよく開けた 『祈織さんおかえり!』 「いや、帰ってきたのお前じゃん」 『いや、そうだけど』 と、祈織さんの隣に腰を下ろした 「飯、食ったよ」 『そっか、良かった』 と、言うけど なんだろ、なんか気まずい? 微妙な空気が流れてる 「なぁ、」 『なに?』 「見た?おれの、」 と、祈織さんは気まずそうに目を逸らしながら言った いや、みた。ガッツリ見たしそれで抜いた そして、その事を確認してくる祈織さんのせいで その光景を思い出してしまう、 うん、最高。 でも、祈織さんからしたら やっぱり嫌だったよね、 結構おれが無理やりしちゃったから 怒ってるかな まさか、出てけとか… 「なんで、見るの」 『ご、ごめんなさい』 うわ、やっぱり怒ってる… 「つむぎ、」 『な、に?』 出てけって、言われるかも 嫌われちゃったかも 『怒ってる?』 「…というか、」 祈織さんは一向に目を合わせてくれなくて 嫌なドキドキがする 「見たの?あれ、」 『う、うん』 「いや、おれ言ってたじゃん。お酒飲みすぎると…って」 『う、ん、言ってた』 「だから忘れて」 『え?』 「恥ずかしくてお前の顔見れないから。わすれて。全部」 『え?え?』 「なんだよ、その反応」 『だって、怒ってるかなって』 「いや、…も、らし、たの…おれだし」 いや、そうだけど 『そんなの、おれだって祈織さんの前で漏らしまくってるじゃん』 そんなの、今更 だって、散々漏らしまくってるし むしろ初めましてが下半身びしょ濡れだったし、 「お前は子供だからいいんだよ」 いや、 おれ結構大人だけど 成人してすでに3年経ってるんだけど 『おれ、おとなだよ、』 「……忘れた?」 『……忘れた』 「よし、」 と、祈織さんはいうけど あんなどえろいのそうそう忘れられないし しかも恥ずかしがってる祈織さんがかわいすぎて あわよくば…とか思っちゃうんだけど… 祈織さんの事が好きすぎて 祈織さんの嫌なことはしたくないのに 祈織さんが恥ずかしがってる あの顔が新鮮すぎてもっと見たくなっちゃう おれ変態になっちゃってるかもしれない 『ねえ、おれ祈織さんのこと好きなんだけど』 「…知ってるけど。なに、このタイミングで」 『だってもうどうしたらいいかわからないんだもん』 「いや、俺もお前のことそこそこ好きだよ。でも…それで、何がしたいの?俺の事好きで」 『何、がしたい…かは、わかんないけど』 「わかんないの?」 『わかんない、』 「えろいことは?したいんじゃないの、」 『したい…おれ、祈織さんといるとよく発情しちゃう』 「犬みたい」 いや、そうだけども 盛りのついた犬みたいだけど 「入れられたいの、入れたいの?」 と、確信に迫ると言っていいのか その質問にどきりとしてしまう 『…おれ、童貞だからよくわかんないけど…』 「抱かれたいか抱きたいかもわかんないの?」 『…祈織さんとなら、どっちでもいい。祈織さんは?』 「えええ、そんな急に言われたって」 いや、祈織さんからいってきたじゃん 「んんん、でも、お前に抱かれるのはちょっとプライド的に、」 『じゃあ、俺の事、抱いて』 「できるかな?」 『できるできる。大丈夫だって』 「いや。童貞がなに余裕こいてんだよ」 『……いや、そうだけども』 「お前はいいの、童貞より先に処女失うことになるけど」 『祈織さんが相手ならむしろ本望』 「…ふはっ、お前。本当にばかだなあ」 『ばかでもいいよ!』 「じゃあ、抱いてみるか、つむぎのこと」 『うん!』 いや、 流れでうん!って勢いよく返事しちゃったけどいいのかな? いやいいか! もういいや、 だって、それって 祈織さんがおれと向き合ってくれるって事でしょ? 俺の事、好きかどうかは別にしても そんなの、二の次でいいや

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