ベッドサイドにあるローションを指に纏わせて 後ろに塗り込むように触られると これから来るであろう刺激を期待して 腹の奥がズクズクと疼いた 「期待してんな、お前の身体。すぐに俺の指飲み込んでる。ほら、わかるか？もう入った」 「んんっ、はやくぅ、はやくして」 「後で痛くなるのお前だろ、ほら、ゆっくり溶かしてやるから」 と、焦れったいほどゆっくりと丁寧に おれの後ろに 指を1本、2本、と慎重に挿入され にゅぷにゅぷ、と濡れた音をさせながら 次第に激しくなる動き そして、3本指が入り コリコリコリ、と1番強く刺激を感じるところを指の先で軽く引っかかれる 「ぁっぁっ、それ、っんんっ、そこ、ぁっ」 「お前が1番気持ちよくなれる所な。ここ。ほら」 と、更にグリグリと刺激され また、いってしまいそうになるけど 直前で指が抜かれた 「な、んん、はやく、っ」 「コレ、欲しくねえの？」 と、カチャカチャというベルトをはずす音 そして、寛げた前から ぶるん、と音が出るくらい大きいものが現れた 大きい、そして硬くて熱そう 期待から ごくん、と喉がなる 「ほら、シバ。コレ、欲しいか？」 「ほしい、」 「なら上手におねだりしてみな」 「……なんで、」 「ほら、シバ。どうやるんだっけ？」 欲しくて、仕方ないのに 目の前にあるのに なかなかくれない 早く欲しい、 俺の後ろはもう受け入れる準備ができていて ひくひく、と疼く はずかしい、 M字開脚みたいにぱっくりと開き 脚を抑えて 見せつけるように自分の穴に手を添える 少し引っ張って 広げて見せる 「お前の、熱くて硬いちんぽで、おれのぱっくりあいてるここ、塞いで、奥の…おれが、いちばんきもちいとこぐりぐりして、おれの…だらしないちんぽから白いのびゅるびゅる出させて」 「うーん、65点」 「なんだよ、それっ、もう、早く」 ひくひくしてるのに、 早く、塞いでほしい 奥を激しく突いて欲しい 身体を起こし そっと目の前の勃起してガチガチのちんぽに手を添える そして、 先っぽにちゅう、と口をつける 「おい、シバ。やめろ」 「や、だぁっんむ、」 先っぽの所を口に含み 口の中で舌を擦り付ける 「んん、ちゅ、」 じゅる、と音をさせて煽るように舐める 久しぶりにフェラした、 こいつの熱くて硬いちんぽで口の中をゴリゴリするのがすき ちゅう、ちゅう、と吸うと口にみちみちにフィットする感じがする これがこのあと俺の中入るんだって思うと余計に興奮して自分のものをゴシゴシと擦る 「ほら、シバ。待て」 と、頭を抑えられ ちゅぽん、と口から抜けてしまう でも、止めたくなくて れろ、と舌を出して舐める 「待て」 と、もう一度言われ、 自分のを擦る手を踏みつけられてしまったから べ、と舌を出したまま よし、と言われるのを待つ はやく、はやく、と舌の先からよだれが垂れ落ちそうになる 「よし、えらいぞ、シバ」 と、頭を両手で掴まれ ぐ、と引き寄せられる そして、一気に口の奥まで入ってきて 喉の奥を突かれる ぐ、と苦しくなって 少しうえってなるけど… えらいって、いわれた と、脳の奥がじんわり痺れて イく、いっちゃう、 頭を抑えられ 浅く口の中を出入りする もっと、何度も喉の奥を突いて欲しい うえってなっても口から出さないから えらいって、褒めて欲しい もっと欲しいのに 口の中からそれは出ていってしまって 口が開いたままの間抜けな顔をあいつが見下ろす 「シバ、よくできたな、偉いぞ。きもちよくしてやるかるな」 と、頭をなでられ よだれでべたべたな口を拭いてくれる そして、俺の事をゆっくりと押し倒し 「ここ、欲しいんだろ？」 と、俺の後ろの穴に すりすりと先っぽを擦り付けてくる それはもう俺のよだれとあいつの先走りでべとべとで ひくついている俺の穴はちゅぷ、と先っぽに絡みついた そのまま、ずぷぅ、とゆっくり おれが痛くないようにゆっくりと入ってきた 「んんんっ、これ、っんん、」 ずっと欲しかった にゅるにゅる、と馴染ませるように 少し旋回しながらちょっとずつ中に入ってくる 「んん、っ、きもちいい、それ、」 「これか？」 と、更にグリグリと中を擦られ たまにおれの気持ちいい所を掠めるから その度にきゅうきゅうとあいつのものを締め付けてしまう 「んんっ」 「っはぁ、シバ、締めすぎ、奥入んねえよ？」 「だって、それ！んぁ、ぁっ」 「気持ちいいか？」 「きもち、ぃ、っ、」 きゅうきゅうと締め付けると 中で、あいつの形がわかってしまう 覚えてる、俺の中が 「すっげえ、っ、うねってる。もっと奥を来いっていってる」 「そんな、ぁっ」 その時だ ちゅ、と唇が塞がれ はむはむ、と唇を甘噛みされ 薄く開くと 強引に舌がねじ込まれる そして、少しだけ おれの後ろが緩んだ隙に ずぷん、と勢いよく奥まで入ってくる 「ひ、っっ！ぁ、あっきゅうに、っんん、」 目の前がチカチカする 「っは、ぁあ、」 喉が引き攣る 「あ、シバ。またイったな」 「…はぁ、は、っ、ぁ、」 「もうちょい頑張ろうな？」 と、イッたばかりで身体敏感になってるのに じゅぷじゅぷ、と激しく中を擦られ その度に先っぽで気持ちいい所をずんずんと突かれる 「あー、ここ、こりこりして気持ちいい、っ」 と、俺の1番気持ちいい所を何度も何度も擦られる 「やっ、やめ、っはっ、あたまが、っ」 「おかしくなるか？」 「とけちゃ、ぅ、う、っ、」 「ここ擦るとすっげえ、しまる」 「は、ぁ、っやめ、っんんんっ」 強すぎる快感にプシッと俺の先っぽから 透明な液体が飛び出した 「シバっ、いくっ、」 とおれの身体をぎゅう、と抱きしめられ あいつの体がぶるっと震えて 俺の中がじわ、と温かくなった 「…っはぁ、シバっ、俺から離れるな、お前の事、誰よりも気持ちよくできるのは俺だ」 ◇◇ 「なぁ、回転しない寿司って言ったじゃん」 「しょうがねえだろ、もう店しまってんだから。それにここも回転してねえだろ」 「チェーン店じゃん。ざんまいじゃん。まぁうまいからいいけど」 高い物食わせてもらおうと思ってたのに サーモンと いくら うに 好きなものを好きなだけ注文する うん、うまい 「おみやげかって。うちの子に買ってく」 「いいけど。つか普通に満足してんじゃねえか」 「まぁ、寿司の口になってたし。気楽だし」 「だったら文句言うなよ」 「お前が、ホテルなんか寄るから」 「気持ちよかったろ？」 「………うるさ」 「シバ、」 「……なに、」 「お前、俺とのセックス好きじゃねえの？」 「………お前は？俺とのセックス好き？」 「あぁ、」 俺は すげえ、すき お前とのセックスも それ以外も。 おまえは、 おれの、 セックス以外は、 好きじゃねえの？