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第52話(祈織)

「いおりんごっめーん、しずくとりあえず会社に置いとくけどけっこうでろでろ」 と、電話が入っていて嫌な予感をさせながら深夜 会社に戻ると 案外つむぎは普通に ベッドで眠っていた 「寝てんじゃん。つむぎ、帰るよ」 と、揺すって起こすと ぅんんん、と唸り出す 『……いおりしゃあん、』 「なにやってんの、」 『だってええ、いおりんしゃあん。だっこ』 と、起こしてみたら言われた通りけっこうでろでろだった 『ぅえぇん、いおりしゃあん、らっこぉ』 「はぁ、なに。お酒飲んできたの?」 『あきらくんと、おしゃけ…??』 ほら、と仕方なくつむぎを抱き上げると 背筋をぶるぶると震えさせ 身体中から力を抜いたつむぎ そして、なんとなくじんわりと密着してる股間の辺りがあったかい おむつはいてんのか、こいつ 「…つむぎ、おしっこしたの?」 『んんん、おもらし、しちゃったぁ、』 「なんで、」 『らってえ、いおりしゃあん、』 また漏らすかも、と つむぎを1回おろし 新しいおむつとタオルをとって 前のボタンとチャックが開いているズボンをそのままズルズルと引っ張って脱がして お尻の下にタオルを敷いたあと オムツもぬがしてやると むわ、とアルコールの臭いがした 「酒くさ」 『やあぁ、いおりさん、ぁあ、まだおしっこれるぅ、』 「え、ちょっとまって、」 と、いう俺の静止も聞かず ちょろちょろとまたおしっこを零し始める 「あー、だから酒くさいんだって」 『ごめんなしゃ、ぁあ、っ』 「きもちい?しずく、おしっこもらして」 『きもちぃい、』 と、いいながらぴくぴくと勃起し始めるつむぎ 「どへんだいだね、つむぎは」 『らってえ、』 「酔っ払ってんのに勃ってんね」 『いおりさぁん、』 抱っこ抱っこ、と言ってくるけど まだ下半身がびしょ濡れだから 先に適当に拭いてやって 勃起ちんぽの上からテープタイプのおむつで包んでやる 「つむ、帰ろ」 『だっこしてくんなきゃいやれすぅ』 「おまえくっそめんどくさいね」 『めんろくさいからきらいれすか?』 「嫌いじゃないよ」 ほら、重いからおんぶね、と腕を引いて背中に乗せる おもー 背中に硬いのが当たる、 なんでこんなべろんべろんになってんだよ、こいつ 『いおりしゃん、すきれすう』 「うん、知ってる」 『ガタイいいおっさんと、おれの事、どっちが好きですか?』 「なに、あいつのこと?」 なんだ、急に 『おれ、いおりさんにすきになってほしいから、がんばっておかねためて、でてくけど』 と、つむぎはうつらうつら言っていく 出てかなくていいのに。 おれはお前といるのだって案外嫌いじゃない おれのこと、全身ですきすき言ってきて なんも考えなくていいから 楽なのに わかんなくならないのに 『いおりしゃんの背中、こしゅこしゅしていいですか、』 全く文脈がわからないんだけど さすが酔っ払いだ 「やだ、やめて」 と、言ったのに 駐車場に向かうあいだ つむぎは背中に自分の中心をグリグリと押し付けてきて 背中でずっと喘いでいた もう深夜だから社内に人はいないけど 防犯カメラとかに撮られてんじゃないのかな 『んん、っぐちゅぐちゅに、っぁっなって、きたぁ、』 と、つむぎが言う通りくちゅくちゅと小さな音がする もう下ろそうかな、こいつ かってに人の背中でオナってるし 『いおりしゃ、どうしたらおれのこと、すきになんの?』 「おれはすきだよ、お前のこと」 『どこが?どこがすきですか?』 「おれのこと、好きな所」 『へへ、それはまけないれす。おれ、いおりさんのこと、すきなんでふ』 「へえ、そうなんだ」 『ちゅうして』 「やだよ、酒臭いもん」 『えええ、いいじゃん、ちゅううう、ぁっ、んんんっ、』 と、駄々を捏ねて身体を揺らすから また気持ちいいところに当たったらしく 耳元で吐息を漏らすつむぎ 「耳やめて」 『みみ?これですか?』 と、ふぅ、と息を吹きかけてくるから ぞわぞわして 肩を竦めた 「やだって言ってんじゃん、落とすよ」 『やれすぅ!いおりさん、やら』 「だったら大人しくしろ。オナニーもしないで」 『やれす』 と、腰を動かすのはやめない そしてはぁはぁ、と次第に息を荒くし ささえているつむぎのお尻がぷるっと震えた 「あ、」 『…っはぁ、ぁ、おれ、いおりさんのせなかで、こしゅこしゅして、きもちよくなって、いっちゃったぁ』 「だらしない子」 『ごめんなしゃ、いおりさ、ん、きらいにならないで』 「別にそんなこと言ってないでしょ?」 『おれ、いおりさんすきだから、いおりさんの背中こしゅこしゅして、きもちよくなって、いっちゃいましたぁ、』 「わざわざ言わなくていいって、変態」 『いおりさん、かえったら、いおりさんのかっこいいちんこ、おれの中にじゅぽじゅぽして、』 「おまえは帰ったら寝な」  『大丈夫だから、おれ、もうよっぱらいなおってきてるから、なに言ってるか、わかってるし、』 「おまえはそれでいいの?」 『いい、祈織さんにおれできもちよくなってほしいし、おれ意外できもちよくなってほしくない』 と、女みたいな事をいうつむぎ 女みたいなこと言ってんのに なんだ、こいつもちゃんと男なんだ、と 頭のどこかで考える 「つむぎ、俺今日疲れてるんだけど」 『えっと、疲れてるからやですか?』 「ううん、……疲れてるから、加減とかしてやれないよ」 『すっごく、……うれしいです、』 と、ふふ、と耳元でまたつむぎは笑った やっぱりど変態だな、こいつ 「じゃあはやくかえろ、」

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