53 / 62
第53話(しずく)
勢いであんな事言っちゃって
家に帰って全身キレイにする頃にはすっかり酔いが覚めてドキドキしていた
祈織さん疲れてるって言ってたから
おれ、ちゃんと自分で後ろ弄って
祈織さんがすぐ入れられるようにとろとろにしておいた
後ろ弄るのは慣れなくて
自分でやっても全然気持ちよくなかったけど
祈織さんが気持ちよくなってくれたらおれは気持ちいいし
祈織さんはお風呂に入っていて
「なんだ、つむ絶対寝てると思ってたのに」
と、シャワーから出てきた祈織さんは髪を拭きながらいう
『なんで、』
「よっぱらいじゃん」
『もう、だいぶ覚めた』
「ふーん、」
と、祈織さんは俺の耳元ですんすんと息をするからにおい、嗅がれてる
「うん、もうお酒のにおいだいぶ無くなった」
と、そのまますんすん、すんすん、とずっと俺の耳元でおれのにおいを嗅いでいたと思ったら
耳元にちゅ、と唇が触れて
そのまま首すじに顔を埋めてきて
ゆっくりとおれをベッドに押し倒した
『ひえ、』
「なに、」
『いおりさんの、ちゅう、きれいな音』
「なにそれ、ばかじゃないの」
と、少し笑って
ちゅ、と鼻の頭に1度キスが落ちてきて
ゆっくりと下に下がっていく
「乳首、感じないんだっけ、お前」
『えっと、うん』
「もったいないなあ」
と、いいながら祈織さんはおれのにまたがり乳首をちゅるちゅると吸う
なんだろ、くすぐったい感じ、
そのままぺろぺろと舐められると
祈織さんの温かくて
にゅるにゅるするベロが乳首に当たって
赤いべろがちろちろと動くのがが凄くいやらしくて
背筋がぞくぞくするのと乳首がむずむずした
「おまえ、さけくさくてまずい」
『えっと、まだ、おさけ』
「毛穴から酒の匂いする」
いおりさんって、鼻いいんだ
おれは自分のにおいだから全くわからないけど
申し訳なくなってしまう
『おれが、いおりさんの舐める』
「いいよ、つむはそんな事しなくて」
『でも、おれが、』
「今日はおれがお前のこと気持ちよくするんだけど?」
『ひえ、』
そんな事言われたら勃起しちゃうけど、
「つむぎはおれに気持ちよくされてればいいんだよ」
と、頭を撫でて言ってくれて
思わず勃起した
『かっこよすぎるぅ、』
「おれ、あんまりかっこいいって言われないからそんな事いうのつむぎだけだね」
と、祈織さんはいうけど
間違えなくみんな祈織さんのことかっこいいと思ってんのにな
『なんていわれるの?』
「……顔がいいとか」
と、また乳首を吸われた
ごもっともだなそれは
かっこいいより上の気がする
『祈織さん、ちんこ…いじって?』
「お前早漏なんだもん」
『だって、』
でも、祈織さんの手はゆっくりと下に下がっていって
もうちょっとでちんこ気持ちよくしてくれるって思ったのに
その手前でぴたりと止まった
『いおりさん?』
「……」
と、黙って何かをじっと見る
そして
「へそ」
と、ぷす、とおれのおへそに人差し指をさして
にこり、と笑った
『……へそ?』
「まずこっちずぷずぷしてあげる」
と、祈織さんはおれのおへそをすりすりと撫でる
『え、な、』
なんで、おへそ、
そんな所、きもち良くないのに
そう思ったのに
1度おれのおへそから手を離し
俺の顔を見ながら
自分の指をべろり、と舐める
俺の上で、祈織さんが指舐めてる…
いやらしすきで思わず
『ごきゅり、』
と、情けなく喉がなった
「これ、どうすると思う?」
『えっと、…わかんない』
「本当に?」
と、いたずらっ子みたいな顔をした
そして、
祈織さんの涎でぬるぬるになった手で
くりくりとまたおへそを弄られる
『っぁ、んん、な、へん、っ』
「へん?」
祈織さんはおれのおへそを弄りながらも
下でこしゅこしゅと自分の物を扱いて
おっきくさせていた
ぬるぬる擦られてる
涎を塗り
円を描くように
周りからくるくるとなぞられて
周りがぬるぬるになったら
そのまま奥にぷす、とさされ
いちばん奥のところくりくりと弄られた後に
指先を2本入れられて
くぱくぱとおへそを広げられる
『ひ、っんん、ひろげないでぇ、っぁ、』
おへそ、恥ずかしい穴みたいに弄られて
祈織さんが自分で弄ってるのを見るなんて
視界の暴力過ぎて
おれはそれだけでイキそうになったけど
「そろそろいいかな」
いおりさんはおれのお腹の上に
とろり、とローションを垂らした
『ちゅ、めたい』
「っん、冷たい?ごめん」
と、手でローションをおれのおへその中まで塗ってくる
「つむのここ、とろとろでいやらしくなっちゃったね」
『ひぇ、え、』
そんな、おへそなのに
そしていおりんさんは
手で自分のちんこを支え
俺の下の毛のすぐ上の所に押し付ける
そのまま
ぬちゅん、とスライドさせ
おれのおへそにはめる
『っぁ、んっ、な、なに、それえ、っんんっ』
あついのが、いおりさんのあついのが
俺のおへそ、ぬりゅぬりゅ擦ってる
ちゅぷんちゅぷんと
いおりさんが、
おれのおへそにはめる度にいやらしい音がする
『んんんっ、や、ぁっ、はぁ、』
「んんっ、いい、かんじに、なってる」
ぬるぬるする、
おへそ、いおりさんに拡げられて
ぬるぬるに犯されてる、
おへその奥がずくずくと疼く
『ぬりゅぬりゅ、っん、や、っぁ、ひぁっ』
「つむ、きもちいい?おれは、んんっ、きもち、ぃっ」
『きもち、ぃ、いおりさ、おれ、きもち、いっ、んんんっ』
ぬちゅんぬちゅんとおへそを擦られて
『っぁ、っぁあ、んん』
ぐりぐりと先っぽを奥に押し付けてくる
『やっ、おへしょっ、んんっひろがっちゃ、ぁっ、』
「っんんん、いっちゃいそ、」
いおりさんは腰を振っていたのに
動きを止めて
ぐ、と自分のちんこを握った
『いおりさん、っ、?』
「もっとおく、じゅぽじゅぽしてやんなきゃ、いけないんだ、おまえのっ」
と、いかないように抑えていた
「つむの、ぬるぬるになってる」
と、言いながら
人差し指で先っぽをくるくると撫でられると
先走りでぬるぬるになっている先っぽと
祈織さんの指がにゅるっと滑って糸を引く
「おれのと、いっしょにぬるぬる擦るのとおれのでいちばんおくのとこじゅぽじゅぽするの、どっちがいい?」
と、にゅるにゅると先っぽを撫でられながら
そんなエロい顔でそんなエロいこと言われると、
『おく、じゅぽじゅぽ、っんん、』
どぷん、と先っぽから白いのが溢れだしてしまう
「あれ、いっちゃったの?」
『ごめんな、さ、ぁ、っ、んんっ』
「いいよ、許してあげる」
と、おれが出した白いのを手に付けて
ぬるり、と後ろのおれの1番恥ずかしい所を撫でた
「つむ、もうちょっとがんばろうね。おれも気持ちよくなりたいし」
いおりさん、おれ、もう
気持ちよくて
しんじゃうかも
ちゅぷり、と祈織さんのきれいな指が
おれのうしろに入る
「つむ、やわらかいね」
『んんっ、ぁっ、いおりさんに、してほしくて、じぶんで、にゅるにゅるした』
「すぐ、はいっちゃいそ」
にゅぷにゅぷ、と指を出し入れした後に
すぐに指を増やして
くぱあ、と開かれてしまう
さっきおへそでされたみたい、
さっきのいやらしい祈織さんの手つきが
ありありとわかってしまって
ぶるる、と背筋が震える
「つむ、ここはじめて?」
『はじめて、』
そう言うと
おれの頭に手が回ってきて抱きしめてくれる
「おれ、おまえのこと、きもちよくしてやるから」
と、もう1度耳にキスを落とされた
ぞくぞくする、
おれのお腹の奥に子宮なんてないのに
そこがきゅんきゅんと疼く
「いれるね」
と、耳もとで囁かれ
ちゅぷ、と祈織さんの先っぽが
おれのいちばん恥ずかしいところにキスをした
そのまま
ずぷ、
ずぷ、と
身体がひらかれる感じ
少し入ったあとに
馴染ませるように
腰を回されて
ぬちゃ、ぬちゃっと
いやらしい音がする
「んっ、きつ、」
『っん、ぁ、っ、ぁっ』
「どこかな、っん、つむの、いちばんきもちいいところ…んんっ、ぁっ、いっちゃうかもっ」
いっていいのにって思ったのに
いおりさんは1度動きを止めて
ふぅ、と息を吐いた
そして、
「ここかな、」
と、再び動き出し
「っぁっんん、こりこり、してるっ、あたる」
と、おれの中のある1点を突く
すると
おれのお腹の奥から
頭の上まで
びりびりとするものがはしった
『っひ、ぁっ、しょ、こ、っんん!や、やだ、っ』
だめ、
頭が、びりびりする
目の奥がチカチカする
なに、
なんなの、それ
「つむのきもちいとこ、みつけたぁ、」
と、ゆっくりと言ったあと
にっこりと笑って
ちんこの先っぽでそこをにゅるにゅると刺激される
『っんん、らめ、そこ、らめれす』
だめって言ってるのに祈織さんはやめてくれなくて
じゅぽじゅぽといやらしい音をさせて
揺すられる
はぁはぁ、と祈織さんの乱れる息と
少しぶれる視界は祈織さんでいっぱいで
『っぁっ、やら、っはぁっ、んん、や、らめ、っ』
おれのいちばんきもちいいところ
ぐにゅぐにゅと潰されると
もう頭がとろけてしまって
とぷん、と先っぽから白いものが飛び出した
「ぁっ、ば、かぁっ、んんっ」
と、いったときにおもわず締め付けてしまって
中にじゅわ、と熱いものが広がった
ぶる、と祈織さんは震えて
ぐりゅぐりゅと一番奥に押し付けられる
そして、ぎゅっと抱きしめてくれた
『ふふぇえ、…いおりしゃん、』
「お前も、あたまわるくなったな、」
と、どえろいセクシーな顔で
祈織さんは言って笑った
かおが、よすぎるんだけど
ともだちにシェアしよう!