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第10話

家に帰っても シバは不機嫌だった 「何怒ってんだよ」 『ふん』 「なぁ、言ったろ。モニターって」 『聞いてねえし。漏らすのやだって言ったろ。知らないやつにも見られてたし』 「いや、仕事だし。俺だけじゃ判断し兼ねる時もあるからヤナギにも見させた、それだけの話だ」 『…もう寝るから話しかけんな』 と、ソファに突っ伏し 念願の枕に体を預けていた 結局あの後もシャワー浴びて 俺が色々仕事を終わらせるのを待っていたから 疲れたのだろうし、 もう結構夜遅い時間になっていた 「シバ、腹減ったからなんか食いに行こ」 『やだって。買ってきて』 「何食いたい?」 『なんでもいい』 きっと今は食欲より睡眠欲なのだろう うとうとしていて 今にも寝そうだった 「牛丼でいいか?ちょっと行ってくる」 と、残し マンション降りてすぐの牛丼屋チェーンで買う事にして 選ぶのもめんどくさくて 2人とも大盛りで別盛りにし 早々に買って帰る かなり急いだのに 案の定と言うかなんというか 別盛りにしてよかっただろう シバはテレビをつけっぱなしにして寝ていて もう後で腹減ったら食わせればいいや、と諦めて 自分のはぶっかけて食べ始める うん、間違えのない味だ。 牛丼を食いながら知り合いの業者を探して 明日連絡しようと、 送るメールの内容だけ作成しておく 今日のシバをモニタリングして マイクの感度はもうちょい上げたいよな もっと、例えば股間を抑える時の衣擦れの音や 床に落ちた1滴目の水滴の音も聞き取れるくらい。 だからマイク業者と… 後は衣装、グレーのスウェットは正解だった あの濡れたらすぐ分かる色に、柔らかい厚めの布のおかけが濡れたところからじっとりと重くなっていく感じがたまらない。 水がどこを通ったか、どれだけでたから丸わかりだからな。 衣装はやっぱり色味と素材感にこだわって スウェット以外にも何点か試しをしなきゃなんねえな それと飲み物。 今日はコーヒーや普通のジュースで対応したが やっぱりちょっと漏らすまで時間がかかった 後先考えずシバはがぶがぶ飲んだから わりかし早い方だったけど もうちょい簡単に尿意を催す利尿作用高めのドリンクとかは調べておきたい所だ 薬とかはなるだけ使いたくねえしな あとは…洗濯担当が必要だな クリーニング業者は雇ってはいる ただ、汚れはすぐに落としてやりたいし 臭いも一切残したくない そうすると24時間稼働できる設備が必要になる そこの管理と、、 と、考えを巡らせていたらいつの間にか 大盛りだった牛丼は残り1/3くらいになっていて 結構腹いっぱいになっていたから あとはいっきに食った それにしても、今日のシバは可愛かったな あいつが漏らしたのは何度か見たが 今日はあいつの 催してから漏らすまでの 全てを観察したからかすげえ満足できた 催して焦って、助けを求めようか プライドとのせめぎあいで中々言えず ようやく言おうと決心が着いた頃は もう限界が近くて 誰も見ていないと思って子供みたいに自分の股間を抑えていた そして、ヤナギが電話に出た時はバレてないと思ったのか、ヤナギには言えず そのせいでちょっとずつちびっていって そして、 大人なのに我慢に耐えきれず漏らした しっかりと自分の中心を抑えていたのに 我慢できずに溢れ出すあの姿 2時間は待機しろと言ったから きっとトイレにも行けないことは薄々わかっていたはずなのに、考えが足りず バカみたいに飲み物を摂取して 結局耐えきれなくなった浅はかさ 顔を真っ赤にし、漏らしているあいつの姿が ありありと脳内に浮かぶ えっろかったな と、いう考えに至った時だ 「…まじかよ」 勃起した、 おもらしなどに興味がなかった俺が 食欲が満足したから性欲ってか。 俺の下着の中で確かに存在を主張するそれ そう言えばシバが来てからまともに抜いてなかったもんな 仕事も色々忙しくて疲れてたし、と 自分に言い訳をした だってじゃないとおかしい。 俺はストレートのはずだし とりあえずシャワー浴びてその時にでも処理するか、と考え 風呂に向かおうと牛丼の空き容器をゴミ箱に捨てた時だ 『んん、うまそうなにおいする、』 と、不意に体を起こしたシバ 「おお、起きたか?飯あるから食っとけよ。牛丼」 と、伝えるけど シバはぼーっとどこかを向いていて 俺の言葉が聞こえているのかもよく分からなかった 「シバ?」 『なぁ、』 と、シバに呼ばれ 聞こえていたのか、と思いつつ返事をした 「なんだよ、起きてんのか寝てんのかはっきりしろ」 『牛丼、こっちに持ってきて』 「やだよ。お前汚すよ。新しい枕」 と、いうと少し考え 『なぁ』 と、再び俺を呼んだ 「なに。お兄さんそろそろ風呂行こうと思ってんだけど」 『なんだよお兄さんって。なぁあ、抱っこ』 と、手を広げてこちらに出してくるシバ 「なんで」 『腹減って1歩も動きたくねえ』 なんて駄犬だ、と思いつつも 今日は頑張ったからな、とちょっと諦めてため息をつきシバに近づいた時だ 『なんか勃ってね?』 「うっせえなあ。疲れてんだよ」 『……見せて』 「は?」 『見せて、お前の』 「なんでだよ」 『近くで見たことないんだもん。俺以外の勃起ちんぽ』 「…興味ねえだろ、俺のなんか」 『いや、興味とかじゃなくて単純に見てみたい』 「なんでだよ」 好奇心と言うやつだろうか 『いいから』 と、俺のズボンに手を伸ばし ベルトを緩め前を寛げ始めたシバ もういいや。好きにさせよ それにしても、エロいアングルだ ソファに座っているシバの目の前に俺は立っているから シバの目の前に俺の股間がある、 そして見上げているシバ このアングルまるで、ふぇ… そこまで考えると また自分の股間に熱が集中し ますます張り詰めてしまう 「こんなん見てもおもしろくねえよ」 『見てみたいんだからいいだろ』 と、答えになってない答えを俺にいい チャックを開けると 下着に手をかけズボンとまとめて下ろす すると シバのせいでビンビンになってしまった俺の物が ブルンッと勢いよく飛び出した 『…で、か』 と、目の前に出てきたそれに シバは目を丸くして凝視する 「もういいだろ」 『なんでこんなでかいの』 「なんでも何も、もういいだろ。しまうぞ」 『俺が見た事あるやつ、もっと小さかった……俺のよりもでかいし』 と、その言葉で疑問が沸いた 「……なぁ、お前男とやったことあんの?」 『は、ねえよそんなん』 「じゃあなんで」 俺のなんか見たがるんだ 『なんどか、痴漢とか露出狂とかのは見せられた事はあるけど』 「は?」 『電車乗ってたら、乗ってきたやつがいきなり出して、俺の顔面の目の前でしこり出したことあった。ちょうどこんな感じで見せつけられて』 と、俺のなんでって言葉を勘違いしたシバは なんで、他人の勃起ちんぽを見たことあるか説明しだした そのとんでもない状況に なんというか… 顔がいいってのも大変なんだな 「ちょうど同じって、人を変態と同じ扱いすんなよ」 『しゃあねえだろ。同じアングルだったんだから』 「それで?」 『は?』 「電車で、こういうふうに目の前で出されてどうした?」 と、軽く自分のものを擦り目の前にいるシバに見せつける 『ど、どうって、どうもしてねえし』 「どうもしねえでどうしたんだ?大人しくそいつに目の前でシコらせて、顔面にぶっかけられた?」 『んなわけ、ねえだろ!』 と、言いながらも 目の前でコスコス、と上下に擦られる俺のものを シバはじっと見ていて 少しだけ顔を赤らめ目を逸らした そんな顔を見てしまうと、 顔面に、ぶっかけてえ と、いう考えが俺の中に芽生えた ギンギンになった俺のものを シバに見せつけるように たっぷりと扱き 先走りでぬめり始めた頃に シバの顔面に先っぽや裏筋を擦り付けたい ほっぺたの辺りにぬちゃぬちゃと擦り付けて、 そして、そのままシバの顔面にぶっかけ… と、そこまで考えたところで我に返る 「飯。冷めてたらあっためて食えよ」 と、言い残し自分のものを下着の中に無理やり戻し 風呂に向かった あっぶね、 俺、何考えてんだ

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