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第13話

あの後3日くらい シバのおねしょは続いた。 癖がついてしまったらどうしようかと思ったけど 夜に水分を控えたり 寝る前にちゃんとトイレに行ったりと意識をしたらおねしょは止まって とりあえず俺もシバも安心した。 そして、 俺はシバに、仕事を頼みたかったのに シバは警戒していてしばらくは仕事を頼めなそうだ 「シバ、飯食い行こ」 家に帰り、夜の19時だというのに 寝ているシバを起こすと いやだ、と俺に背中を向けた 「シバ、腹減ってねえの?」 『ぅぅうん、へってる、ー、』 と、まだ起きたくないのか ごろごろとしながら目を擦っている 「シバ、何食いたいの」 『うどんんー、うどんくいたい』 「じゃあ食いいこうぜ」 と、寝ているシバの腕を引いて無理やり起こすけど 『つくって。俺冷凍のうどん好き』 と、目を擦りながら言ったシバ こいつ、出かけるのめんどくさいから家にあるものでどうにかしようとしたな… 最近ずっとシバが家にいるからたまには外に出そうと思ってたのに 明日どっか連れていくか、と諦めて 2人分の飯を作って出すと シバは起き上がり 食卓についた 『なあ、おれ働こうかな』 「お、手伝う気になった?」 『ちっげえよ。他のどっかで』 「なんだよ。なんかやりたい事でもあった?」 『いや、別に。ただずっとこうしてんのもどうかと思って』 「別にいいだろ。困ってねえし。お前俺のペットだろ」 『……いつまで飼ってくれんの』 「好きなだけ飼ってやるよ?ペットってそういうもんだろ」 『知らねえよ。人間なんて飼ったこともねえし』 「そりゃそうか」 シバも飽きているのであろう ずっとここにいる生活に 聞くところによるとここに来る前は 一応探偵だかなんだかやってたらしいし 「俺のところで働くか?」 『…だからヤダって。この前おねしょ止まらなくなっただろ』 「ちっげえよ。とりあえず普通の仕事。発注だとか企画とか。あとはのちのち」 後々、またモニターとかやってくれたら大助かりなのだが 『…それでお前、うれしいの?』 「うれしい?」 『だから、俺がそういうふうに手伝うのうれしいのって聞いてんだろ』 「そりゃそうだろ。まぁ、徐々に客をとり始めたとはいえまだやらなきゃ行けねえこと山積みだしよ、猫にでも手を借りてえくらいだ」 『ふーん、じゃあやってやるよ』 と、言ったシバは俺の中では犬だけど 最近ちょっと猫寄りな事に気付いていた 「じゃあ早速明日からでいいか?」 『うん。暇だし』 と、明日から仕事をする事になったのに シバは飯を食い終わっても ずっとソファでゴロゴロとテレビを見ていた 「明日から仕事なんだから早く風呂はいって寝ろよ?俺はもう寝るからな!」 と、リモコンを取ってテレビを消すと シバはだるそうに起き上がり風呂に向かった ったく、あんなんで起きられんのかよ と、文句を言いながら 俺も疲れている、先にベッドに入って寝始めた 何分後か、何時間後くらいか よく分からなかいが ベットが軋む感じがして 少しだけ意識が浮上した シバがベッドに入ってきたのだろう ちゃんと寝て偉いな、と思いつつも 俺ももう一度寝ようとしたその時だ 『ねてる?』 と、小さな声でシバが言った 俺に言ったのか? いや、俺しか居ないか 寝てるか ほぼ寝ている シバのせいで少しだけ意識が浮上しているとはいえほぼ寝ている いいか、無視で、とおもってなんにも答えなかった すると、 シバは俺に抱きつくように 俺の方をむいて丸まった は?え? いつもは俺に背を向けて 抱き枕に抱きついているのに 俺と抱き枕を間違えたか? シバがこういう行動をするのは 先日、おねしょをして片付けてあげた時以来だ ちなみに、後々あの行動についてきいたら 抱き枕を汚すのが嫌だから仕方なくおれに抱きついたらしい しかし、ようやくおねしょは止まって シバはもうおむつを外した 今日もおむつをしていないのは 下半身にくっつく脚の感じでありありとわかる それなのにくっつくって、と さっきまで薄ぼんやりしていた俺の意識は完全に浮上した なんで、まぁ、かわいいからいいか、と 肩に手をまわそうとした時だ 『…っ、』 ぐり、と俺の太腿辺りに押し付けられる物が 少し硬いことに気付く そして、心做しか シバはそれをおれに押し付けていた 「んんん、」 と、寝返りをうつフリをして グリグリと太腿を動かして刺激をしてやると ビクッとシバは肩を震わせた 『っん、』 脚を少し上下に動かし シバのものを擦る シバは少しだけ熱い息を漏らした あんまりやると起きてるとバレそうだから そこで1度脚を止める すると、シバはその刺激が気持ちよかったのか グリグリ、と自ら腰を俺の脚に押し付けてきた さっきより、固くなっている グリグリグリグリ、とその刺激の病みつきになったのか 最初は控え目に揺らしていた腰もどんどん激しくなりちゅくちゅく、と布団の中から 濡れた音が聴こえはじてていた 『…っは、ぁっ、んっ、きもち、ぃ、っ』 「すぅー、」 と俺はどうにか寝たフリを続けるが シバはどんどん激しくなり これもう寝てる場合じゃないんじゃないか、と思い始めた 「んん、ん、」 と、俺の方から不意に脚を動かしてやると シバはビクッと身体を震わせ 俺の様子を見るように1度俺の顔を覗き込む 『ねてる…?』 と、また確認をした バカだろ、こいつ 「すぅー、すぅー」 と俺のわざとらしい寝息に安心をして また俺の太腿に竿を擦り付け始めた 『んんん、っっ』 ごそごそ、と布団の中で音がして くちゅくちゅっという音がリアルになったから 多分下着を脱いだのだろう 足元にゴワゴワした布の塊があるから きっとスウェットとパンツ、まとめて脱いだ 押し付けるのはやめたようだが 手で上下に擦ってんのか 振動が俺まで来る 「んー、」 と、体を動かし 膝を曲げシバの方に突き出すと 少し、躊躇したシバ 起きてないか再び俺の事を覗き込み確認をする そして、 手で支え 俺の膝に先っぽを擦り付けた 俺の着ているパジャマの生地が気持ちいいのか すりすり、と何度か擦り付けると そこはもうシバの先走りで湿って 膝がじんわりと濡れた 『はっ、ぁ』 息はどんどん熱くなり 漏れ出す声も大きくなっていた オナニーでこんなあえぐんだな、こいつ ぷにぷにとした亀頭の感触が パジャマ越しでもしっかりと分かるくらい シバは押し付けていて そして、 ピクピクっと少し亀頭が震えた 『ぁっ、あっあっ、いくっ』 そして、 ぴゅくぴゅくっと飛び出したものが 俺の膝にかかり じわ、と温かくなる いや、ふつうぶっかけるか、俺に はぁはぁ、とシバはしばらくそのまま呆けた後 ティッシュを取って俺の膝と汚れたシーツ そして自分のモノを拭いて衣服を纏い おれに背を向けて 抱き枕に抱きついて 眠りにはいった おい、なんだったんだよ 今の行動

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