『んんん、つらい、』 と、シバは寝ているのか起きているのか分からないけどずっと唸っていた 薬を飲んで10時間程経っているが一向に熱が下がる気配は無く それどころか ますます熱が上がっている 『んんん、、ねえ、つらい』 と、熱が上がりすぎて眠れないのか シバはベッドでずっとゴロゴロしていた 「病院いくか？」 『やだあ、うごけない』 「食欲は？」 『ない、』 よしよし、と頭を撫でてぬるくなった冷えピタを変えてやると 一瞬だけ気持ちよさそうな顔をする 「あれ使ってみるか」 『なに、』 「ちょっと待ってろよ」 と、リビングに置きっぱなしだった薬の箱を持って寝室に戻る そして、布団を捲り シバのスウェットを脱がす 『な、に？』 と、おむつを脱がせると 少し、濡れていた 「シバ、ちょっとでた？」 『わ、かんね、っ』 「でてるよ」 と、外気に晒されたシバの物はまた水をこぼした 「あぁ、もう」 と、タオルを敷いてなかったことを後悔しつつ バスタオルを出して シバの中心を包み込む 『んん、』 ぶるっと身体を震わせたから 多分全部出たのだろう タオルを離してそのまま汚れていないところで 下半身を拭いてやり シバの身体を横に向ける 『な、に？』 「薬だよ、大人しくしてろ」 と、シバの尻を開いて 一番恥ずかしい所を露出させる 『な、んだよ、やめろ、』 「薬、入れるだけだから」 ふっ、と軽く息を吹きかけると ぴく、と動いたシバの後ろの穴 そこに薬を押し当てて ゆっくり差し込もうとするが 力が入っていて 受け入れようとせず ぐ、と押し出して抵抗してくる 「入んねえなあ」 『やだ、な、に？やだ、んん』 なれない所を弄られて気持ち悪いのか ぐずり出してしまう始末だ 「シバ、これ入れたら楽になるから」 と、シバの蕾を 指で少し溶かすようにぷにぷにと押す 『や、やだ、んん、やだって』 「痛くしねえから」 と、ワセリンを手に取って 指に纏わせ体温で溶かす そして、くるくると穴の周りを撫でて ワセリンを塗りつけ 力が抜けたタイミングで つぷ、と指の先を挿入する 『っは、ぁ、やだ、』 「何？いたい？」 『いたく、ねえけどっ、ぁっやだ、』 「もうちょっとな」 と、ゆっくり指を埋め込んでいく ちゅぷちゅぷ、とワセリンのおかげか 次第に指は深く埋まっていく 『っは、ぁっ、んん、』 はぁはぁ、と少しずつ シバの息は上がっていき 熱いものに変わった 「あ？」 なんかこいつ 気持ちよくなってね？ まぁ、これだけ指入れば大丈夫だろ、と 指を抜き 再び薬を手を持ち シバの穴にあてがう そして、 つぷ、と差し込むと ちゅぷちゅぷ、と音を立てて ゆっくりと飲み込んでいった 「おお、入った」 『…なに？』 「薬、入ったから」 と、しばらくの間後ろの穴を抑えていてやって 出てこないと確認をし、 ゆっくり手を離す 「よし、」 と、新しいおむつを上まで上げて スウェットも履かせてやる そして、枕元に置いていたスポーツドリンクを飲ませる 「これで熱下がらなかったら病院行こうなー」 と、布団を上まで掛けてやる 『んんん、つらいい、』 シバは赤い顔でずっと唸っていた これは熱下がっても明日も念の為休ませた方がいいな ◇◇ あの後シバは眠っていて 俺は冷蔵庫を漁っていた 気付けばもう夕方で 昼飯も食ってなかった 朝飯は作ってもらったけど 昼飯はない なんか適当に買いに行くか、と思った時だ 寝室の扉が開き シバがやってくる 「どうした？起きたか？」 『すげえ、汗かいた』 と、言うシバの服は汗でしっとりと体にくっ付いていた 「体は？」 『んー、熱下がった』 「だったら早く着替えろ。冷えるぞ」 『んー』 と、俺の言う事を聞かず ソファに座ったままぼーっとしている 「シバ、着替えろ」 『んんん、わかってるって』 と、いいながら ごろごろと横になる 「おい、シバ」 『着替えるから』 と、怒られてしょぼんとしたが やっぱりまだ着替えない 「やって欲しいの？」 『やって』 仕方なく 俺はシバの服をバンザイをさせて脱がせて 固く絞った温かいタオルで 身体を拭いてやる すると プツプツ、と少しシバの身体に鳥肌が立ち 「シバ？」 と、呼んでも反応しない ぼぉっと遠くを見ていたシバ そして、じゅわじゅわじゅわ と、小さく音が下から聞こえてくる まもなくシバはプルっと身体を震わせた 「シバ、」 『な、んだよ、』 「小便した？」 『……でた、』 と、いうシバの言葉を聞いて スウェットの下を下ろすと ぷっくりと膨らんだ シバのおむつ 「我慢できなかったのか？」 『わかんね、』 「大人なのにわざと、ここで漏らしたの？」 『だって、したいって思ったら…でた、』 そう言えばさっきも朝もおむつを外したタイミングで漏らしていた おむつを濡らした事も気付いてなかった 熱で上手くコントロール出来ないのか それだけならまぁいいが 癖になったら困るな 「シバ、今日はいいけど体調戻ったらトイレ行けよ。あと寝る時もちゃんと気を付ける事」 『わかってんのに、』 と、シバは少し膨れた 体を拭いて服を着せてやると すっきりしたのか シバの機嫌は治る 『なぁ、腹減った』 「雑炊くうか？田中さんが作っていってくれたやつ」 『くう』 どうやら薬が効いたようだ