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第33話
いれてえなあ
ゆっくりやれば絶対入るのに。たぶん
この前の時だって痛くしなかったはずだ
あれ以来シバは
怖がって後ろを触らせてくれない
だからもう暫くは触るのをやめようとしていた
少しでも後ろを触ろうとすると
やだやだ、とものすごくぐずるようになった
この前怖くて漏らしたのも今嫌がる原因だろ
そんな俺の前に
ぷりん、と尻を丸出しのまま
うつ伏せにうずくまってベッドに寝ているシバ
ベッドの布団をまくってはいろうとして
布団の中でそんな寝かたをしているもんだからちょっと驚いた
何やってんだ、こいつ
すると、すぐ横に前が湿ったスウェットとパンツが転がっている事に気付き
急いでベッドシーツを確認するが
汚れやシミなどは無かったから
ギリギリ起きたけどトイレまで間に合わず
少しちびってしまったと言うところだろう
それで濡らしたものを脱ぎ捨ててそのまま寝ていると言うことか
だいぶ気温にも慣れたのか
最近は失敗も減っていたのにな
とりあえずなんか着せてやろう、
あとこれ洗ってやろうと
一旦ベッドから離れようとしたが
「んー、絶景?」
せっかくなら
ちょっとだけ
寝てるし
最近嫌がって全然触らせてくれねえし
と、ベッドサイドの引き出しからローションを取り出し
手に垂らし体温で温めた
とりあえず1本ずつ指入れて慣らして
気持ちよさをおぼえさせる所からだな
ローションが暖まった所で
ぴと、とシバの後ろに指を触れる
『すぴ、っ、』
シバの鼻から変な息をする
そして、ぬりぬり、と円を書くように塗り込むがシバが起きる気配は無く
そのままちょっとぷにぷにと押して馴染ませる
充分に後ろにローションを馴染ませ
そろそろ行けるか、とゆっくり指を差し込む
多少の抵抗感はあるが
何度も浅く出し入れを繰り返しているうちに
指を1本飲み込むようになる
そこでシバの下半身を持ち上げ
尻を突き出すような格好にさせ
腹の下に枕を置いてやる
『んん、んぅう、』
と、身体を動かされた所で
少し身動ぎをしたが起きていないようでそのまま後ろを溶かしていく
「どこだっけな、」
と、腸壁に沿って指を動かす
ぬちぬちと少しずつ中を押していく
すると
こり、と少しだけしこりのような所を見つけて
すりすり、と緩い刺激で重点的に弄る
すると
ぴく、ぴくぴく、と少しシバの身体が動く
そして、足の間からみえるシバの物は
硬くなり涙をたらし始めていた
「気持ちくなってんじゃねえか」
『んんっ、なんか、っん、っぁっ』
「あ、起きたか?」
『ん、はぁ、っっはぁぁ、な、んん、っ』
ちゅりちゅり、と少しずつ
力を強めていき
それに合わせて指もにゅぷにゅぷ出し入れをする
『んんんっ、ぞわ、ぞわっ、しゅ、るぅ、っっ』
まだ眠気が強くて
頭もハッキリしていない
顔を横に向けて
ふすふすと荒い呼吸をしていて
目は開いていない
空いている手を足の間に入れ
シバの物を擦ってやる
『んんんっ、も、っとっ』
「お、気持ちいいんじゃん」
こりこり、と少し強めにそこを押す
そして、前も扱く
『んぁっ!や、やめ、っっんんん、あっ』
「強い?」
でも気持ちよくなってんだろ?
ぐりぐり、と更に力を強めていく
シバは刺激が強すぎて逃げようと腰を引くが
枕が腹の下にあるため
上手く動けなくて
『やっ!あっ、ぁ、ぁっ、ぁあ、っ』
ビクンっと、シバの腰が反った
そして、
だらり、とシバの物から白い液体が零れた
『ぁ、ぁっ、ぁ、っ、』
はくはく、と動く口からは
吐息と声が一緒に漏れていて
身体中から力が抜け
べしゃ、と枕に身体を預ける
「いけたな」
『な、に、…やってん、だ、』
「きもちよくしてやろうと思って」
『あたま、おかしくなるから、…』
「頭悪くなる?」
『うん、…ばかになる』
「いいじゃねえか、」
『へんたいだな、おまえ』
「いいだろ?」
これで、
徐々にシバに後ろでいく感覚を慣れさせてやれば
後ろを触るのも嫌がらなくなるだろ
「シバ、覚えろ。気持ちよかったろ、後ろでいくの」
そして、
そのうち
俺のものも入れて
『やだ、…へんな、かんじする』
後ろを弄らなきゃ満足できねえようにさせてやるのもいいよなぁ…
「いやじゃねえよ、シバ」
『やだって…』
と、再び寝そうに
シバの目はもうほぼ開くのをやめていた
快感からのだるさか
もう身体を動かしたくないのだろう
「なんで?」
『おれ、おとこなのに、そんなところ…』
と、ゆっくりと
寝ながら喋る
「いいんだよ。シバ」
『なに、』
「上手くイけて、偉かったぞ」
と、シバの頭を撫でてやった
すると、
ぷるり、と少し身体を震わせた
そして、じわ、とシーツにシミができ
なんだ、とシバの身体を裏返すと
シバの中心は
ちょろろ、と少量の尿をこぼしていた
「……うれしょん……」
いや、
イった後で緩んでただけか?
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