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第50話
『おっそいんだけど』
と、家に帰ると玄関の前でシバが座っていて
文句を言ってくる
「は、どうしたの?」
『腹減ったのに、帰ってくるのおそい』
「なに、先食ってたら良かったじゃん」
『待ってたんだけど』
「そーか、悪い悪い」
と、靴を脱ぎ玄関に上がりシバの頭を撫でると
シバはそのまま俺に付いて歩いてくる
手を洗っている間も
スーツのジャケットを脱ぎ
ハンガーにかける時も
ネクタイを外す時も
後ろを付いてくる
「なに?」
『べつに、』
「おいで」
と、ソファに座り手を広げると
シバは膝の上に乗っかって
首に抱きついてくる
『おまえ、くさい』
「は…、え」
いや、いくら仕事後だとはいえ
そうハッキリ言われると傷付く
「いや、まだ風呂入ってねえから」
『ちがう、なんか他の人の臭いする』
「他の人?」
『誰?』
誰だ?
そんな近くには近付いて無いが
「ヤナギか?」
さっきまで2人でずっと車乗ってたからな
『…ふーん、』
今日はちょっと遠くに
新しくホテルを借りようと2人で視察に行っていたのだ
ヤナギの運転で、ヤナギの車で
行ってみたら遠いし人も少ないからなしにしようって話になったのだが
帰り道に渋滞が起こり
そのせいで帰るのも遅くなってしまった
だからその時の車の芳香剤とかの匂いだろうか
「シャワー浴びたらすぐ落ちるから」
『やだ、』
俺のシャツのボタンを外し
すんすん、とにおいを嗅いでくる
「俺、1日働いてきた後だからやめてくんね?」
『…やだ、』
すんすん、すんすん、と鼻を胸板に押し付けてくる
「なぁ、シバ。そんなんしないでも後でいっぱい甘やかしてやるよ?」
と、頭を撫でてやり
スリスリと耳の縁を擦る
もういいや、好きにさせとこ
すんすん、と匂いを嗅ぎながら
腰を揺らし始めた
あー、これオナニー始めたな
ぐいぐいとシバは下半身を俺に押し付けていて
腰をカクカクと揺らすから
次第に硬くなるのがわかる
「お前、俺のこと好きだなー」
と、腰をさすると
ビクビクっと背中を反らす
すると
じゅわ、と太ももの上で温もりを感じた
「あ、」
『……あ、』
「なに、おしっこ漏らした?」
『なんか、でた、』
「なんか出たじゃねぇだろ」
『だって、』
シバは自分の中心をぎゅっと握るけど
止めることは出来ず
じゅわじゅわと俺のスーツに水を吸い込ませていく
「なんで出たの?嬉ション?」
『……うれしょん、って、なに?』
「犬が飼い主に構ってもらえて嬉しくてするやつ」
『ち、ちげえし、おれ、にんげんだし』
「あー、そうだったよな」
『おまえがへんなとこ、擦るから』
「へんなとこ?ここ?」
と、先程さすった
腰の、尾てい骨の辺りをもう一度こしゅこしゅとなでてやる
するとシバはビクッビクッと身体を跳ねさせ
擦る度に
ジョワッとおしっこを溢れさす
「なにここ、おもしれえー、撫でるとシバが漏らす」
『や、さわんな、ぁっ、』
と、俺の手を掴み止めてくる
尾てい骨って擦るとおしっこしたくなるんだっけ?
初めて知ったな、それ
予想外に漏らしてしまったシバは
ぶすっと膨らんでいた
ちょっと機嫌取ってやるか、と
濡れてしまったスウェットと下着まとめて下ろすとシバのちんぽはすでに少し上を向いていて
そのままこしゅこしゅと擦ってやると
すぐに硬くなって
ぷるん、と上を向く
「シバ、勃起したな」
『おまえが、』
「俺が?」
『お前がさせたんだろ、』
俺が触る前から
すでに勃っていたがそこは言わないでおく
漏らして濡れているから
ちゅくちゅくと濡れた音がする
『んんっ、きもち、』
「何が気持ちいい?」
『おまえの、手』
俺が聞いたのは
そういう事じゃ無かったんだが
まぁかわいいからいいだろう
親指で先っぽを撫でてやると
ヌルヌルとして
おしっこと違うものがではじめている事がわかる
『んっ、先っぽ、やら、ぁっ』
「先っぽか?」
と、左手で竿を固定し
右の掌で先っぽをくるくると撫でると
すぐにビクッビクビクと身体を跳ねさせ
白い物を吐き出す
「お前も大概早漏だよな」
『う、るさぁ、おまえが、きもちよくするから、』
と、身体から力が抜けているシバはソファにぐったりとしながら減らず口を叩く
「シバ、風呂いこ」
『ふろ、続きする?』
と、手を伸ばしてくるシバを抱き抱えると
ぬちゅり、と濡れた下半身を俺の腹に擦り付ける
さす、と尻の下を撫でてやる
「お前の尻かわいいな」
『やめろ、ばか』
「シバお前かわいい」
『なに、かわいいって』
「かわいい、」
と、シバを風呂場に下ろし
ほっぺたにキスを落とす
「後ろ向いて?」
『うしろ?』
と、よくわかっていないシバの身体を反転させ
バスタブに上半身を預けさせ
こちらに尻を向かせる
「かわいい、シバ」
『なに、かわいいって、いうな、』
もちもちと尻を揉み
開くと
奥できゅん、と穴がヒクつく
そこに顔を近づけると
シバはバタバタと抵抗し、
俺から尻を隠すようにバスタブに背を付けてぺたりと座る
『なに、やだ、』
「なんで?」
『おれ、さっき、おしっこ漏らしたから…近寄んないで、』
「そんなん、」
今更
散々かけられてるし
『やだ、やだから、』
と、シバはいやがった
『はずかしいからやめろ』
と、口元に腕を持ってきて
顔を隠す
顔、赤…
「シバ、じゃあ洗ってやるから立って」
『変なこと、しないでよ』
「わかってるって」
と、
シバのシャツの裾に手をかけると
バンザイ、と素直に手を上げるから
服をぬがして
腹の辺りからシャワーをかけ
ボディーソープを手に付けて身体をすべらせていく
胸の辺りを洗うと
すぐにピクピクと肩を揺らす
『なあ、おれも洗ってあげる』
「おれはいいって」
『おまえくさいからおれが洗う』
「くさいって言うなよ」
と、俺の言葉は無視して
びしょ濡れの手で
俺のワイシャツのボタンやらを弄り回されるから
ベルトは濡らされたくねえ、と
シャツで手を拭いてから自分でベルトを抜くと嫌な顔をされる
「なに」
『おれがやんの』
と、ズボンにも手をかけて金具を外されファスナーを下ろしていく
はい、と脚を上げてやると
シバのおしっこでびしょ濡れのズボンはそこら辺に置かれてこれクリーニングでどうにかなんのかな、と思いながらもシバに任せる
『ちんぽ勃ってんね』
「おまえがかわいいからな」
と、俺の前に膝立ちになり下着越しに
すんすんと、鼻を擦り付けてくる
「ちょ、お前。臭いんだろ」
『おまえのにおいする。いいにおい』
「シバ、やめろ」
『お前だってやっただろ』
と、下着に指をかけて下ろされると
ぴん、っと反り立つ俺のもの
ごくん、と1度喉を慣らしてから
ぱく、とシバはそこを咥えた
「ちょ、っ、シバ」
『んんんっ、』
熱い舌を絡ませ
奥まで咥え込み
苦しそうな顔で俺のことを見上げてくる
やめろ、煽るな、
『んん、おいひ、ぃっ、んんっ』
そんなわけないのに、
シバはおいしそうにちゅるちゅると音を立て
俺のものをしゃぶる
口の中の熱い粘膜が
俺の勃起したちんぽに絡まる
ぷつん、と俺の中で何かが音をさせた
「シバ、ちょっと苦しいかもだけど我慢できるな?」
『ん、?』
さわ、とシバの髪を撫で
頭を掴む
そして、
そのまま腰を突き出し
情けなくカクカクと腰を振ってしまう
やべ、止まんね
シバの喉の奥にゴリゴリとちんぽにが擦れる
『んぐっ、んんっ!んっぐっむ、ん!』
苦しいのか
きゅうっと締まるのがめちゃくちゃ気持ちいい
『んぐぅ、んんむっ!』
ドンドン、と腹の辺りを叩かれ
シバの目の端から一筋涙が流た所で
手を離した
すると、シバの口から
ずるん、と俺のものは抜け落ち
『げほっ、ごほっ』
と、シバは咳込んだ
「わ、わりい」
やりすきだ、さすがに
べちゃり、と風呂場の床に座り
ごほごほと咳をするシバの背中を撫でてやると
ようやく落ち着いて、口元を拭いながら顔を上げる
『ばか、くるしいだろ』
「お前がどえろいから。ごめん」
と、シバの身体を支えて立たせようとして、
ある事に気付く
「シバ、イッたの?」
と、シバの足の間に
ドロ、と白い物が零れていた
『おまえが、のどのおくずぽずぽして…どえろいから…』
「お前、最高だな」
こんなかわいいやつ、他にいないだろ…
どんどんシバにハマりそうで怖え、
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