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第52話

シバを甘やかさないのは明日からと決め あのあともシバを構い倒した そして、夜中に空腹でぎゅるぎゅると大きく腹を鳴らすシバに味噌汁と卵焼きを作ってやったからもう甘やかさないと決めていた 『なぁなぁなぁ』 と、翌朝 俺の膝の上を定位置、と言わんばかりに乗り かまってかまって、とワンコしてるシバ 朝から可愛すぎるだろ、わきまえろ 「んだよ」 『おまえいつ休みなの?おれ今日休みなんだけど』 「そうなのか?じゃあ休むかなー、最近休んでねえし…」 と言った所ではっとした これ、甘やかしまくってんじゃん 「と思ったけど、急に休んだらヤナギ困ると思うし半休にするわ。うん。そうする」 『ふーん、じゃあきょうは帰ってくんの早いな』 「そうだな。つか膝、重いから乗るなって。お前男だから重いんだよ」 『いっつもお前から乗せてくるじゃん』 「……そーだっけ」 『まぁいいや。今日帰ってくんの早いんでしょ?そしたら家でご飯食べよ。みなちゃん今日くるし』 「あー、今日田中さん来る日か。じゃあ来る前にシーツ自分で洗っとけよ。風呂場で今水に付けてるやつ。おまえが昨日漏らしたんだから」 『うっさい、言われなくても分かってるし』 「あと窓もお願いしといて」 『まど、』 「覚えた?」 『覚えた』 「飯はお前が好きなもん作ってもらっていいからな」 『うん』 さて、会社行く準備するか、とシバを下ろす とりあえずシャワー浴びてこよ、と 風呂場に行くと 水に付けてるシーツと目が合って 仕方なくそれを手洗いして 洗濯機に突っ込んでからシャワーを浴びる シャワーから出ると シバはずっと俺の後ろを付け回す 「なあ、やる事ないなら座るか寝るかすれば」 『いいだろ、別に』 まぁいい、好きにさせよう、と着替え始めると 『おれもちょっとコンビニ行こうかな、朝飯買いに』 「んー、今日は起きんのな」 じゃあいかにもパジャマでスウェットよりは着替えさせた方がいいか、とシバの服に手をかけた時た これだよこれ ナチュラルに甘やかしすぎだ シバはもう着替えさせてもらう気になっているのか 今にもバンザイをしそうだった 「ほら、着替えんなら自分で着替えろよ」 と、言い自分の着替えに専念すると むす、とシバは膨れ ふんっ、とオレに背中を向ける 『いいし。着替えねえし』 と、スウェットのままちょっと深く帽子をかぶったからそのまま行くらしい まぁコンビニだしいいか、と シバの好きにさせて 自分の身なりを整え 朝飯は俺も一緒にコンビニで買うことにし 荷物を持つ 「シバ、鍵は持ってけよ。じゃないと田中さん来るまで締め出しになるから」 『わかってる。もう持った』 「ならいいけど」 と、近所のコンビニだけど 俺が会社にいくついでに寄っていく事にしたから シバと一緒に車に乗り込む 『もちロールがくいたい』 「あれちょっと遠いコンビニだろ?お前帰りが大変になるよ」 『それぐらい歩けるし。時間あるからいい』 「そうか?じゃあそっちにするか」 と、家からすこし遠い方の青い看板のコンビニに向かい シバの好きな物と俺の軽食やコーヒー等を買う 「シバは、カフェラテ」 『うん』 と、カフェラテも注文しシバを外で待たせて 会計を済ます 「ほら、シバ」 と、シバの分のカフェラテやら食べものを渡そうと差し出すと シバは片手を出して来た そして、もう片方の手は 「なに、おしっこ…?」 ぎゅ、と自分の中心を握っていた 『…したくなった、』 あー、しまった 寝起きからシバトイレ行かせてなかった 「ほら、持っててやるから借りといで」 と、カフェラテやらを預かって コンビニのトイレに行かせる 人前では前を抑えないように気を付けつつも コンビニのトイレに入ったシバ そして しばらくして出てきたシバの中心には 丸い手のひらサイズの染みができあがっていた 「あー、もう」 『だって、下、』 「なに、」 スウェットなんて履いてくるから チビりましたって丸わかりだ ちょっと遠いコンビニだし さすがにこのまま歩いて帰らせるのは可哀想だ 「ほら、車。乗れ」 『なんで?おれ今日休みだよ』 「だから帰るんだろ。そんなおもらししましたって状態のまま歩いて帰るか?」 『漏らしてねえし』 「チビってんだろ」 と、車に乗り込み シートベルトを締める シバも隣でシートベルトを締める 「パンツびしょ濡れか?家まで我慢できなそうならおむつに替えてやるけど」 『そんな、というか、』 と、シバは自分のスウェットのウエストのゴムに手をかけて引っ張る 『パンツ履いてねえ』 と、スウェットの中では 毛並みが整った下生えの中心で シバの竿がふにゃりと横たわっていた ごふ、と思わすコーヒーを吹き出しそうになり耐える 「なんで履いてねえんだよ!」 『履き忘れたんだもん。昨日寝る前にぐちょぐちょになって気持ちわりいから脱いだらそのまま。お前がさっき着替えさせてくんなかったから』 あれ、俺のせいなのか? とりあえず車出発させよ、とエンジンをかけるが シバはスウェットのゴムを引っ張ったまま戻さない 「シバさん?見えてんだけど」 『濡れててきもちわりいんだもん』 「お前が漏らしたからだろ」 『漏らしてねえし』 チビっただけっだってか 仕方ない、と 後ろからタオルをとって シバのスウェットの中に突っ込みスウェットのゴムで挟んで固定する 小さめの物を選んだが フェイスタオルだった為 シバの股間はもこもことふくらみ まるで布おむつだ 「だせえ」 『やだ、とる』 「冷たくて気持ち悪いだろ。我慢しろ」 と、いうとシバはぶすっと窓の外を眺め始めた 「お前、おもらし癖付いてるから治るといいなぁ」 『ついてねえし』 と、より一層の不機嫌にしてしまった 家に帰ると駐車場でシバを降ろそうとしたが 下半身びしょ濡れで誰かにあったらかわいそうだしこいつノーパンだからなんとなく心配で 俺も部屋まで一緒に行くことにした 幸い部屋に行くまでのエレベーターでも誰にも会わず 玄関までだ、と決め 玄関でシバにもう一度買ってきた物を渡す 「じゃあ、俺会社行くから、食う前にちゃんと着替えろよ。汚したやつはちゃんと自分で洗えよ」 と、シバの頭を撫でてやると うん、と俺の目を見ながら頷くシバ なんでそんな子犬みたいな顔で見てくんだよ 『なあ』 「なに」 『行く前にちゅーして』 「は?」 『だっておれ家で待ってんの好きじゃないんだもん』 「……わかったよ」 と、シバの頭に手を添え すこし耳を撫でた後に 我慢できる程度の軽いキスを唇に落とした ちゅ、と唇を離すと シバは ふる、と潤んだ目で俺のことを見た そして、少しだけ自分の股間を握り込むシバ 「なに?」 『ちょっと、たおる、じゅわってした』 「それちょっと出てんだろ…」 と、スウェットの中に手を突っ込むと ほんのり湿っていた シバの下半身をキレイにしてやりたいが これじゃあいつまで経っても治らないな 甘えぐせも甘やかし癖も嬉ションも 「じゃあ俺行くから。ちゃんとシャワー浴びたりキレイにしろよ」 『わかってるよ。それより今日ちゃんとうちでご飯だからな!忘れんなよ』 「あー、わかったわかった」 と、シバに手を振って家を出る あー、疲れんな余計に シバ甘やかさないとか ストレス溜まるっつの

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