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第57話

ぐすぐす、としばらくはぐずっていたが 次第に眠りにつき 次に目を覚ます頃にはけろっとしていた 寝て起きたら頭痛が治ったようだ 『寝てた…、何時?』 「昼過ぎくらい。よく寝たな。2時間くらい寝てたぞ」 さすがに脚が痺れたからシバは下ろして ソファに寝させていた ただ、起きた時に1人だとまたぐずりそうだと思ったからずっと隣で仕事をしていたが 意外に機嫌はいいらしい 「なんか食いに行く?」 『んんん、どーしよ、まだそんな腹減ってない』 と、伸びをして外を見たシバ 『雨まだ降ってんのかー』 雨はまだちょっと降っていた シバ本当に雨嫌いだよな 「車で連れてってやるよ」 『ハンバーガーが食べたい。ハンバーグが本物のやつ』 「そしたら駅の近くのビルに入ってる所行くか?あそこ大きいやつあるぞ」 『近い?』 「近いだろ、都心駅の駅前のとこだぞ。車で行けば本当にすぐ」 『んんー、じゃあそこいく』 「じゃあ顔洗って着替えといで」 『まだ行かね、もうちょいごろごろする』 と、いうとシバはソファで起き上がらずにごろごろとしていた だらしないが 休日だしいいだろう 『なんか休みに飯食いに行くの久しぶりだな』 と、ご機嫌だ 適当に済ませないで食べに行く事にして正解だな 『なぁ、何してたの?』 「ちょい仕事」 『休みなのに』 「忙しいんだよ。一応社長だし」 『ふーん、でも、もうすぐおれが入るからちょっとマシになるかもな』 「お、意外に強気」 『じゃなきゃおれが働く意味ねえじゃん』 えらいえらい、と頭を撫でてやると キスを待っている目で見てくる いや、さすがに今したら出かけらんなくなるだろ キスだけで終わるつもりはない さりげなく視線を逸らすと シバは俺の膝の間に座り テレビを付けた 「1日雨っぽいな、今日」 と、天気予報を見ながら言うと シバは振り向いて俺の顔を見る そして、ちゅ、と軽く唇を当ててくる どうやら諦めていなかったらしい 「可愛がって欲しいの?」 『なんで可愛がらねえの?』 「これから飯食いに行くだろ」 と、シバの乳首に手を伸ばしながら言ってやる 『その前に俺のこと食ってけよ』 と、シバは自分の中心に空いている俺の手を持っていく 「赤ちゃんの癖に」 『ちげえし』 「こんなの履いてんのにな」 と、スウェットを下ろしてやると 俺の事をちょっと睨むから おむつの上からスリスリと少しだけ撫でてやる 『おまえが勝手に履かせた』 「なぁ、シバ。おしっこして」 『は?』 「せっかく履いてるし。そろそろしたくなってんじゃねえの?」 『したくない』 「本当か?」 と、反対の手で 下腹部の膀胱の辺りを撫でてやる うん、そんな切羽詰まった感じでは無さそうだな しかし、下腹部を撫でられると変な感じがするのか脚を少しもじ、と動かす 「ちょっとしたくなってきた?」 『……したくない』 「本当に?」 ぴくっと少しだけ肩を揺らすから 言われるとしたくなってしまったのかもしれない 「していいぞ、おしっこ」 と、追い打ちをかけるように耳元で言ってやると 背すじをプルプルと震わせ始めた 『っぁ、』 「舐めて」 と、下腹部から手を離し 口の前に手を持っていくと 少し迷った後にぱく、と中指を咥えた 咥えて舌を這わせ ちゅぱちゅぱと吸う 指を動かしてやると それに合わせて舌を動かし絡めてくる 人差し指もシバの口の中に突っ込み 口の中を掻き回し 舌を指で挟んでやると 『はふぅっ』 と、口の端からいやらしい情けない吐息が溢れた そのまま少し指を抜き差しすると ちゅぽちゅぽといやらしく音を立てて吸ってくる 弄り回しているか、涎を飲み込めず 口の端から涎を垂らす 涎を拭いてやろうと 1度指を引き抜くが シバは両手で俺の手をつかみ またちゅぱちゅぱと吸う おお、かわいいな、それ 人差し指と中指でくにゅくにゅと舌を挟んで刺激してやると また熱い息を漏らす そしてコスコスコス、と 上顎を擦ってやると ぴくっと身体を跳ねさす その時、股間に当てていた手の内側が なんとなくじわぁ、と温かくなり 続いて僅かに振動を感じる 『っふ、んんっ、』 「シバ、おしっこしてんの?」 『ふぁ、っ、は、っへぇ、』 だってぇ、っと言うけど 指を咥えているから喋れなくて情けない声を出す 「かわいい、シバ」 ちゅ、と耳の縁にキスをしてやると ぶるる、と背筋を震わせ 体中の力を抜く 全部出したな 「シバ、おもらししちゃったな」 『はふぁぁ、』 もこもこに膨らんだおむつをスリスリと撫でて もにゅもにゅと揉みこんでやると 水を吸った吸収体がぐじゅぐじゅと少し音を立てた そして、確かに中で芯を持ち出しているシバの中心 そのまま反対の手はぐちゃぐちゃと口の中を掻き回す 「俺の指おしゃぶりしながらおもらし気持ちよかったか?シバ」 ちゅぽん、と指を抜くと 俺の指とシバの唇は 名残惜しそうに糸を引いた 『そういうこと、いうなばかあ…おまえのせいだ、』 「どっろどろ」 『おれの、っ、ゆび』 俺の指だけどな シバは名残惜しそうにその指を視線で追う 「このどっろどろの指でお前のいちばん気持ちいいところとろとろにしてずぷずぷしてやるからな」 と、いうと とろんと目を蕩けさせる えろい顔しちゃって、 これ、この後飯食いに行けるかな

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