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第60話
「これ、何か知ってるか?」
『……しらない、』
「本当に?」
と、何か自動販売機みたいなやつにお金を入れてそれを購入して取り出しておれに見せつけて
カチッと電源を入れると
ヴーッと低い音を鳴らして振動するなにか
『な、にすんの、や、』
「気持ちよくしてやるんだけど?」
『それつかって?』
と、その震える機械をおれの胸にぴたっとあてる
『ん、やだ、何、』
むずむずする、
ゆっくりと乳首に近づいてくるそれに
むずむずと焦れったさが募る
「これ、おまえの事気持ちよくする玩具なんだよ」
『おもちゃ、っ、や、』
ヴーッと震える小さなピンク色の機械で
くりくりとおれの乳首の周りを撫でる
『やっ、じれったいっ、』
と、文句を言うと
「こうか?」
そのピンクのおもちゃで
グリッと乳首を潰される
『んっ!』
やだ、
無機質にブルブルと震える機械が
おれの乳首を震わせて
奥の方にジンジンと響く
『んっ、やだ、っやだって、』
やだ、気持ち悪い、
うずうずする
それなのに
ジンジンと響くものが
腰の奥の方溜まって
へこへこと腰が揺れてしまう
『や、やだ、』
なれない刺激が気持ち悪い
それなのにブルブルに快感がわかってきてしまって
こんなので、気持ちよくなってるなんて知られたくない、
身体を背けて
背中を向けて逃げようとすると
後ろからキュッとパンツの後ろのTになってる所を引かれて
きゅんって玉が締め付けられ
後ろの恥ずかしいところが擦られた
『ひっ、んっ、や、やだ、』
「いやか?気持ちよくないの?」
『んんっ、やだ、』
「これで、お前のここブルブルさせたらどうなると思う?」
『や、やめろ、』
やだって、言っているのに腰を押えられ
ヴーッと振動する物をにゅるにゅるになっている先っぽに押し付けられ
『ひっ、ぁっ、ぁっ、あっ、』
口から情けない声が零れて
目の前がチカチカして
何にもわからないのに
先っぽからは
びゅるっと少量の精液が零れる
『ひっ、ぁっい、っ、いってる、からっ』
いっているのに
やめてくれなくて
逃げようとする腰をおさえられ
いったばかりで敏感になっている先っぽを
攻め続けられる
強すぎる刺激から逃げたくて
思わず自分の腕を噛む
「あ、こら。やめろ、シバ。痛くなるから」
と、噛んでいる腕を掴まれ
まただらしない声を漏らす口に
じゅぽ、と指を突っ込まれる
「俺の噛んでていいから」
『んむっ、ぁっ、ぁっぁんんぬぐ、ん、』
そんなん、噛んだら
お前痛くなるじゃんって一瞬だけ思ったけど
そんな考えすぐにどっかいっちゃって
あぐ、とその指輪を噛むと
口の中の所をこしゅこしゅと擦られ
力が抜けた
その時だ
背筋がビクッと跳ね
プシッ
と、先っぽから何かがこぼれる
『んぬ、む、ん、』
お腹の下がヒクヒクする
なんか出た、と
言ったけど口の中に指が入ったままだとうまく言えなくて
「潮出たな、シバ。えらい」
ちゅぽ、と指を抜かれて言われると
背筋がブルり、と震え
更にちょろちょろと先っぽから液体が零れ
べしゃ、とベッドの上に崩れてしまった
力が入らない、
お腹のした、あったかくなってる
口が寂しくなってしまって
あいつの手をつかんで
いかないで、と掴むと
また口の中に指を入れてくれて
「おしっこしてんの?あーえっちなパンツぐしょぐしょになってんじゃん」
と、耳元で言われた
してない、そんなのって思ったのに
下半身が気持ちよすぎて、
口のなか、コスコスされるのも
ベロをくにゅくにゅ挟まれのも
ちゅぱちゅぱするのも
全部が気持ちよくて
よく分からなかった
「このエッチなパンツのまま、ずぽずぽしてもいい?」
『は、っ、むぅ、』
「おしゃぶりに夢中か?」
と、口の中から
指を引き抜かれ
ちゅぽちゅぽと出し入れされる
その指に合わせて
おしりに硬いものが
ちゅくちゅくと音をさせて擦り付けられる
『んむ、ちゅっ、んむむ』
「おしゃぶりしたい?」
と、まだ、おれは口のなかぬりゅぬりゅして欲しかったのに
ちゅぽん、と指を引き抜かれ
よだれでどろどろになっている指を
見せつけてくる
『いじわる、すんな、っんんっ、ちゅぱちゅぱしたいっ、ぁっ』
「癖になっちゃうからダメ」
なんで、そんないじわるするんだ
おれはお前の手
ちゅぱちゅぱしたいのに
けど、
おれのよだれでどろどろになった指が
ちゅぷ、と後ろに入っていく
『っんん、ぁっ、や、やだ、』
「いやなの?きもちいいだろ?」
と、さっきまで俺の口でしていたみたいに
後ろの、奥の恥ずかしいところ、
中をこすこすと擦られて
ぬぱ、と中で指を拡げられる
「おまえのここ、ちゃんと世話してやんないとな」
『っぁっ、ぁあ、っ、やっ、やぁっ、』
そんなところでなんで気持ちよくなるかわかんないのに
こいつにいじられると
ぬちゃぬちゃとすぐにいやらしい音が鳴るから恥ずかしい
「シバ、今日は全部やだやだだな?」
『やっ、んんっ、ぃっ、ん、』
「なんで?気持ちよくない?」
と、俺が1番いやで
いちばん頭悪くなるところを
コリコリといじられ
にゅるにゅると刺激される
『んんっ、やっ!んんっ、ぁっぁあ』
「これ、気持ちよく無いか?」
『んんっ、や、やっ、』
「なんでやなの?気持ちよさそうになってっけど」
『っんんひぁ、んん、や、っはぁっ、ん』
「シバ?やだ?もうはいっちゃうけど」
と、にゅぷりと後ろが拡げられる感じ
『ぱんつっ、ぬがしぇて、んんっ』
けど、おれの言葉は聞いてくれなくて
ずぽん、と
奥までいっきに入ってくる
『んんっ、はいるぅ、』
ぱんつがずらされているせいで
きゅ、と前が締め付けられる
「シバ、えっちでかわいい」
と、お尻をむにゅむにゅとも揉まれ
パンツの後ろの細くなってる所を引っ張って離されるとパチンと音が鳴る
『やっ、んんっ』
「シバ、すげえかわいい、っ、すぐいっちゃいそ」
と、ゴリゴリする硬いやつが
おれの奥のところに押し付けられてる
『ひっ、んんっ、ぁっ、や、やだ、ぁっんんっ』
「シバ、なんでやなの?」
と、いい
おれのことを後ろから抱きしめてくれて
へこへこと腰を振ってる
いつも、かっこいいのに
おれで気持ちよくなって
情けなく腰振ってる
おれのきもちいいところ、全部気持ちよくしてくれる、
「シバ、キスして」
と、耳元で言われから
顔を横に向け
『ちゅ、んっ、むぅ、ちゅ、んんっ』
唇に吸い付くと
俺のべろをちゅるちゅると吸ってくれて
頭のてっぺんから全部が痺れる
「シバ、きもちいい?」
『んんっ、きもちよすぎて、やだぁ、』
お腹の奥がじわっとあったかくなったから
おれの中であいつが気持ちよくなったってわかる
『ふへ、』
「何笑ってんだよ」
『そーろぉ、』
「ばか、ちげけし。おまえの具合良すぎんだろ」
にゅぷんにゅぷん、とゆっくりな動きに変わって
中がゆっくり擦られると
温かくて
気持ちよくて
おれもぶるり、と震えて
白いものを吐き出してしまった
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