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第64話
心配でよく寝れなかった……
いや、
ガキじゃねえし…大丈夫だと思うんだけど
初めてのお留守番だもんな……心配になるのは仕方がないというか…
朝はアラームの時間よりかなり早く目が覚めてしまった
せっかくだから朝風呂行ったが
その間もずっとシバの事が心配で
支度をしている間も朝飯食ってる間も
ずっと携帯を傍に置き
シバからの連絡を待っていた
会社行く前に連絡してって昨日言ったのに
まだシバから連絡が来ていない
普段電車で出社する日なら
そろそろ家を出る時間だ
まさか、寝坊とか……
それかおねしょして
片付け方わかんねえで泣いてたりとか……
考え出したら気が気じゃなくて
とりあえずシバに電話を掛けた
『なに』
と、3コールくらいして案外すぐに出たシバ
「おお、起きてた」
『起きてるし』
「会社行く前に電話してって言ったろ」
『これからしようと思ってたし』
「そうか?今どこ?」
『今玄関。鍵かけてるところ』
「そうか、財布持った?」
『持った。エレベーター乗るからちょっと静かにして』
と、エレベーターの音がして
シバはずっと黙っていた
1度エレベーターのドアが閉まった音がしたのにまたすぐに開く音
誰かが乗ってきたのだろうか
「おはようございます」
と、声が聞こえた
多分ひとつ下の階の人だ
聞こえた声はその人だけでシバの声はしない
おい、無視してないよな?
そしてその人多分、この間シバがグズって座り込んでた時に会った人だ
あの時シバは顔を伏せていたから多分その人の顔見てねえけど
まもなくしてエレベーターが1階に着き
『今家出た』
と、シバが再び喋る
『エレベーター喋れねえから降りてから電話しようと思ってたのに』
「なぁ、下の階の人、ちゃんと挨拶したか?」
『したよ、…ぃ、ぁすっていって言って頭下げた』
と、ほぼ聞き取れないくらい小声で
…ぃぁす
おそらくおはようございますと言ったのだろう
まぁ……頭を下げていればそこまで悪い印象にはならないとは思うが……
「良く寝れたか?」
『………まぁまぁ』
「朝飯は? 」
『くってない』
「コンビニでなんか買ってけよ」
『お前は、朝飯』
「食ったよ、ホテルのやつ」
『ふーん、ヤナギさんと?』
「いや、一人で行ったな」
『そうなんだ、』
おねしょ、してねえかすげえ心配なんだけど
どうだろう
いや、聞いたらさすがに不機嫌になるよな
『今日忙しいの?』
「忙しいぞ」
『ふーん、』
「シバ、今日送迎終わったら早く帰ってこいよ」
『うん、別に普通に帰るよ』
「うん、それならいいけど」
『なぁ、今日はやく帰ってきてね』
「……わかってる、終わったらすぐ帰るよ」
『うん、じゃあそろそろ電車乗るから』
「この時間混んでんじゃねえの?危ねえからタクシーでいけば?」
満員ってほどじゃないだろうが
まだこの時間の電車は混んでそうだ
シバはこの時間電車乗せないようにしてるからな、
心配だ……
痴漢とか、
乗り過ごしたりとか
途中でトイレ行きたくなったりとか……
『道も混んでるから遅れるって。いいよ、電車で行くから』
「大丈夫か?気をつけろよ」
『心配しすぎ』
「そうか?じゃあまたあとでな」
『うん……ぁ、あのさ』
「なに、」
『な、なんでもない』
と、何か言いたそうなシバ
「シバ、じゃあな」
『………うん、』
「電話切りな、シバ」
『……なぁ、』
なんだ、何か言いたいのか、と
電話に耳をつけて
シバの次の言葉を待つ
しかし、次の言葉は聞こえてこなくて
代わりに
ちゅ、
と、小さい音が聞こえた
「っ!」
まさか、
昨日俺が言ったやつ、
「シバ」
と、もう一度電話越しに声をかけたが
既に電話は切れていて
ツー、ツーと無機質な音がする
やべぇ、もう今日速攻帰る
速攻帰って
シバにキスする
◇◆
急いで仕事を終わらせて
一刻も早く家に帰ろうと急いでいた
晩飯食っとけって言ったけど
もしかしたら食ってないかもな、と思いながら
駅で色々食いもの買って
いそいで家に帰った
外から見た感じ
電気が付いていて
シバはもう帰っているだろう
無駄だとわかっていても
エレベーターの前で上の矢印ボタンを2.3度押してしまう
部屋の前に着くと
家のドアの鍵は開けっ放しで
閉めろよ、と思いながら家の中に入る
「シバ」
まだ、家を出てから丸一日とちょっとなのに
ずいぶん久しぶりに帰ってきた気がする
1人で住んでた時は
何とも思わなかったのに
「シバー?」
玄関を開けてもシバは居なくて
そのままリビングに向かう
リビングはテレビも電気も付いているかシバの姿は無い
朝脱ぎ捨てたのか
シバの抜け殻のようなスウェットが床に落ちている
そしてその横に口の縛られたコンビニ袋が2つ
なんだ、と持ち上げると
ちょっとずっしりしていて
うっすらと透けて使用済みのおむつという事がわかる
おねしょしちゃったのか?
そして2つあると言うことは
昨日の帰りとかに漏らしてしまったのだろうか
「シバー?」
と、寝室のドアを開けると
布団が膨らんでいるのが見える
ジャケット
ネクタイ
ズボン、と
シバの通った道に落ちてる
呼んでも反応が無いからな寝てるのだろう、と
布団をめくると
シバは俺の枕を使いうつ伏せで眠っていた
「シバ、起きて」
と、揺らすとんん、と眉根を寄せる
その時だ
シバがゴソゴソと動くから
何かがベッドから俺の足の上に落ちてくる
なんだ、とそれを拾うと
濃い色の布で
ヒラ、と広げると
「パンツ、」
シバのパンツだ
と言うことは
と、布団を剥ぎ取ると
はだけたワイシャツに靴下
シャツの裾を捲ると
ぷりん、と見えるシバの尻
さわ、と尻を撫でると
シバは避けようと体を捩る
すると
ふにゃふにゃのシバのちんぽの下が湿っている事に気付く
うわ、シーツベタベタじゃん
オナってたのか、こいつ
「ほら、シバ、起きて。飯食お」
と、肩を揺すると
んんん、と目をこする
「シーバ」
起きねえなあ、と
シバの丸出しの尻をもちもちと撫で
手を上に滑らせ
裾からシャツの中に手を入れ
脇腹から胸の辺りまで撫でる
『っ、…んっ、ぁ、やだ、っぁ、』
あー、こいつの肌気持ちいい、
触りがいある
癒されるぅ、と両手でシバの肌を撫で回し
そのまま胸を揉み
乳首も指でくにくにと転がす
『っ、んん、っ、ぁ、きもち、ぃ、ぁっんん、っ、きもちぃ、』
あー、シバ癒される
すんすん、と
シバの首元に顔を埋め息をすると
シバの匂いがする
あー、癒されるー、
「シバ、」
シバ、いい匂い、
『んんっ、な、ぁっっ、もっと、きもちぃっ、や、』
寝てんのに乳首コリコリしてきた、
こりこりこりっと両手で乳首を転がしてやる
もどかしいのか
シバはゆさゆさと腰を揺らして
布団にちんぽの先っぽを擦り付ける
「シバ、」
かわいい、
もっと触りたい
と、シバの体を裏返して仰向けにするとシバと目があった
『ん、なに、っ、ぁ、』
「起きた?」
と、そのままシバの胸にしゃぶりつく
『んんっ、な、ぁっ、な、にぃっ』
じゅるじゅると音を立て
乳首を吸い
舌の先で
ぐにぐにと乳首を潰す
「しば、っ、」
『きゅ、ぅに、なにっ、ぁっぁっ、きもちぃ、からっ、ぁっ、や、きもちいから、っぁあっ、』
と、今日のシバは素直で
しきりに気持ちいいと口にする
シバの肌美味い、
シバの乳首かわいい、と
シバが抵抗して
俺の頭をグイグイと押してくるのをお構い無しに
ちゅるちゅると乳首を吸い
時折カリッと歯を立てる
すると太ももに
硬いものが擦り付けられていることに気付く
「こっちも舐めるか?」
と、太ももを少しだけ動かしながら言ってやると
『んんっ、なめてぇ、ちゅう、して、ぁっちゅぱ、ちゅぱ、したい、ぁっ、』
と、欲情し、蕩けきった顔で
俺の顔を見る
かわいい、と頬を撫でてやると
『いっぱい、きもちよく、して、』
と、とろとろの顔で言ってくるから
1度シバの唇に吸い付く
あー、口ん中あっつ
とろとろじゃん、と
シバの口の中も舐め
上顎を舐めた後に舌を合わせると
舌を絡め、
ちゅうちゅうとシバも吸いついてくる
かわいい、
最近シバの中で癖になりつつあるおしゃぶりだ
じゅる、と音を立てシバの舌を吸ってやると
びくびくっと腰をはねさせてシバの身体から力が抜けた
「シバ、軽くいった?」
精液は出てないな、
まだ、びんびんでとろとろの
ちんぽの先っぽを擦りながら聞くと
『いっ、?…っ、え?』
と、自分が今どうなったか分かっていないようで
まだ顔もとろっとろだ
「まだ、いけるよな」
と、シバのちんぽをしゃぶってやろうとした時だ
シバの手が俺の顔に伸びてきて
頬に添えられる
「なに、シバ」
と、顔を上げるとまたシバと目が合った
『ほんもの、…?、え、っぁ、、』
と、ぴゅるっと、シバから出てきたものが俺の顔にかかる
え、今…いくタイミングか?
顔射、されたんだけど、
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