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第88話

「ぁあ、やべ、中やべえ、」 にゅぷにゅぷと腰をゆっくりと回すと すぐにでもイきそうになり耐える 『んん、や、ぁ、っ、なかぁ、ぅ、ぁっ』 「シバ、気持ちいいか?」 『んん、きもち、いっ、ぁっ、あっ、すき、すきぃ、』 「っ、これ好きか?」 と、更に奥に押し付けて腰を回す 「ずぽずぽされんのと、ぐりぐりされんの、どっちが好き?」 『んんぅ、はぁ、っ、ぐり、ぐりぃっ』 と、脚を俺の腰に絡め 抜けないように自ら押しつけてくる そんな事をされると 奥までずっぽりと入ってしまって 先っぽの所が粘膜にぐりぐりと擦り付けられる 「っぁあ、シバ、それやばいって、っ」 『んんっ、おおきっ、ぁっ、』 腹の奥で更に大きくなってしまっている俺のものを締め付け とろとろと白い液体をこぼすシバ イキっぱなしじゃねえかよ、 「なか、すっげえ、」 『っぁ、おおきいっ、んんっ、おく、じゅぽ、じゅぽして、ぇ』 今度はずぽずぽか、わがままだな、とちょっと笑ってしまったが 俺の腰は既に勝手に動き出し ヘコヘコとシバの内側を擦っていた 「腰、止まんねぇ、シバ」 と、俺のものを絡めて求めてうねる粘膜、 俺の顔に向かって伸ばされるシバの手も 勃起してだらしなく白い液こぼすシバのちんぽも もっと弄ってと主張し、赤く尖る乳首も 全てが愛おしくてシバの身体を抱きしめる 『んん、きもちぃ、?』 「あ、?」 『おれのなか、っ、きもちい、ぃ?んぅ、っ』 快感で漏れる声がいい 俺の前でしか見せないとろっとろの顔がかわいい、 『んん、なぁ、ぁ、っ、おれの、なまえ、っんん、』 と、腕の中でシバが小さい声で言う 「っ祈織、すっげえ、気持ちい、」 と、思わず1番奥に精液をかけてしまった んだよ、それ かわいすぎだろ、 腕の中でシバは 小さくぷるぷると震えていて 強く抱きしめすぎた、と 少し体を離すと ぷしゃっ、と透明のサラサラした液体を吹き出した 「あ、しお、」 『っんん、っ、』 と、シバはぼー、と俺の向こう側の天井を見ているような顔をしていて やりすぎた、 「祈織、?」 と、呼びかけても返事はなく ぴしゃ、とまた少量潮を零した あー、これ完全に飛んでんな やりすぎたな…… ◇◆ 『んんん、よく寝た』 買い物に行こうと準備していたら 伸びをしながらシバが起きる 「おお、起きた。俺ちょっとスーパー行くけど」 『おれもいく』 と、シバの身体はキレイにして 服を着せといたが 「だるくねえの?気持ち悪かったのとか」 『うん、なんかすげえげんき。寝たからかな?』 と、ソファから降りる 「ふーん、でも寝とけば。だるかったんだろ?微熱っぽかったし」 『やだ、おれも行きたい。だるいの無くなったし』 「ええ、本当に?」 と、シバの首筋のあたりを触ると 確かに熱い感じもない そのままの流れでおでこも触るが 至って平熱 機嫌もめっちゃ良さそう 『なんかおれ、溜まってたっぽい。お前にえろいことされたらすっきりした』 「エロい事されたって人聞きの悪い」 って、まじで溜まってただけなのか? あんなだるそうだったのも いきなり漏らしたり 身体も熱かったのも 鼻血だしたのも 車酔いしたのも まさか全部溜まってただけか? ヤナギの言ってた発情期ってのも あながち間違えじゃなかったじゃねえか そういやこの前も 何日か触ってやんなかったら鼻血出てたよな…… 『なぁあ、だからおれもスーパーいくから』 「まぁ、お前が身体大丈夫ならいいけど」 と、いうと シバは笑って帽子を被る うん、上機嫌 『何買いいくの?』 「決めてねえけど。晩メシの材料とか。あんまりスーパー空いてる時間帰ってこねえだろ、休みじゃねえ日は」 『うん、じゃあおれえらぶ』 と、シバは身体を少し密着させてきた いくぞー、と家を出て エレベーターに乗ると 1つ下の階でエレベーターは止まった 人が乗ってくるとわかり、 シバは1歩下がり俺の後ろに隠れる 「こんばんは」 と、向こうから挨拶をされ 「こんばんは」 『…は、』 と、挨拶をすると シバも小さな声で挨拶をする 「今日は元気そうですね」 と、言われ なんの事だ、とシバと顔を見合わせる 「?」 「その子」 と、シバの事を言っているのだと気付き 以前エレベーターで会った時の事を思いだす あの時は確かシバがぐずって座り込んでたよな 「あぁ、この前はすみません」 ほら、お前も謝れ、と シバの頭を抑えて下げさせる 「いえいえ、仲良いですね。兄弟ですか?」 「いえ、ただの同居人です」 と、適当に流す 1階に付き 会釈をして降りていった下の階の住人 俺らは地下まで行き 駐車場に止めてある車で乗り込む 「何食いたい?」 『じゃーまん、ぽてと』 「うん、それでいいのか?」 『うん』 と、さっきまでのご機嫌はどこへやら またしても不機嫌になっているシバ 「どうした?やっぱり具合いわるいか?」 『わるくないけど、』 「けどなに?」 なんだ、 「シバ、どうした?」 『おれって、ただの同居人?』 「なに、さっき言ったこと?気にしてんの?」 『……おれ、』 「お前は、俺の大事な……」 『……大事な?』 と、あらためて言おうとして めちゃくちゃ照れくさい事言おうとしていることに気付く うわ、恥ずかし、 「……俺の大事な飼い犬だけど?」 『んだよ、知ってるし、そんなん』 「へぇ、知ってんの」 『知ってるし。だっておれ、おまえのペットだもん』 と、シバはぷい、と窓の外を見始めたから シバの頭を1度撫でてから車を発進させる 「かわいいなぁ、お前」 『うるさ、』 「祈織」 『…っな、』 「俺、お前のこと大事にするけど」 『……そうだよ、大事に飼えよ』 と、チラッとおれの方に視線を寄越した事に気付く 当たり前だろ、そんなん

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