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第110話

寝る前にトイレに連れて行って でない、というシバの股間をトイレに向けて 先っぽをくすぐってやると しょわわ、と少しだけおしっこをした あんまり出なかったから夜出ちゃうだろうな、これは 「シバ、アラームかけて夜起きる?」 『うん、おきる』 と、今日は起きてくれる事を祈って シバに聞いて2時間後にアラームをかけた しかし、アラームがなる前に 『んわ、ぁ、』 と、隣でシバが声を上げてガバリと起き上がる 「んん、どうした?」 『おしっこ、でちゃった、あ、ぬれてる、っ』 と、ベッドを確認するけど ベッドまでは濡れていなかったようで ふぅ、とため息をはいた 「シバ、おしっこでちゃった?」 『んん、でちゃった、』 「あー、ちょっとスウェットぬれちゃったな」 やっぱりおむつほど容量ねえんだな、 「シバ、1度トイレ行っとこ。まだ出るかもしれないし」 『んん、おねしょした、』 と、泣きそうな声を出すから よしよし、と頭を撫でてから シバのお尻の下にタオルを敷いて スウェットから脱がしてやる おねしょパンツを脱がすと ずっしりと重くて吸収しきれなかった分のおしっこがぽたぽたと垂れる 250cc吸収出来るって書いてあったけど それ以上出たって事か 梨の効果出てんなー やっぱり量も多い 『んんん、おねしょした、』 と、いつものおむつでするよりショックが大きいようで 今にも泣きそうだった タオルでそのまま拭いて 「ほら、おしっこしに行こ」 と、下半身裸のままシバをトイレまで連れていく 「シバ、ほら、おしっこ」 『もうぜんぶでちゃった、』 「出るかもしれないだろ?」 と、後ろからシバのちんぽ いや、子供ちんちんを支えて ふるふる、と少し振ってみる 「ほら、シバ。おしっこしていいぞ」 『んんん、』 と、少し愚図るような声を出したけど ちょろちょろ、とほんの少しだけ トイレにおしっこをした 「シバ、おしっこできたな」 と、シバの子供ちんちんをちょっと振って雫をはらう 『おねしょした、』 「うん、大丈夫だから」 と、新しいおねしょパンツを履かせる 『おむつじゃだめなの?』 「もう沢山でたから朝まで出ないかもだろ?」 『でちゃうかも、』 「いいよ、まだシーツ濡らしてないし。洗ってやるから」 『やじゃないの?』 「やじゃないよ」 と、それでもシバは納得がいかないようで 少し迷っていた 「シバ、このパンツ気に入らねえ?俺、かっこいい大人用のパンツ買ってきたんだけど」 と、シバの前にしゃがんで聞いてやると シバは少し迷う よし、もう一息だな 『おむつより、このパンツの方がおまえいいの?』 「うん。この色シバすきじゃん。ゴムの所の青いの」 『うん。青すき』 「じゃあこっちにしよ。シバ赤ちゃんじゃねえし」 と、シバがどうにか納得したところで 新しいスウェットを履かせてやる 上はグレーで下黒いスウェットでちぐはぐになったけどいいか… ベッドに戻ると 『…喉乾いた』 と、シバがいうから 少し迷って 少しだけ飲み物を与える事にした 「ちょっとだけな」 『うん』 と、一気に飲まないようにお湯をコップに半分くらい入れて渡す 『あち、』 「ゆっくり飲めよ」 『うん』 と、温かいものを飲んだから気分も落ち着いたのか すぐにまた眠そうにするから 肩まで毛布をかけてやる 「シバ、部屋暖かくしとくから。朝起きたらちゃんとトイレ行こうな」 『うん、そうする、』 よしよし、と背中を撫でてやっていると すぐにシバの呼吸はゆっくりになってくる うん、ちゃんと眠れそうだな ◇◆ 今日は休みだからアラームをかけなかった しかし、朝 7時過ぎくらいに目が覚め 「シバ、おしっこは?」 と、隣で寝てるシバを起こす せっかくの休みだからもうちょっと寝させたいが1度トイレに行かせないと、と 起こす事にした さわさわ、とシバの尻の下のシーツを触ってもまだ濡れていなくて 恐らくまだ出ていない パンツの中大丈夫かな、と 手を突っ込んでみる あ、ちょいでてるかも ちょっとだけだけど湿ってる 『んんん、なに、』 と、股間をごそごそされて起きたのかシバは 目をこすって俺に抱きついてくる 「シバ、おしっこ。ちょっとでてる?」 『んんん、おしっこ、』 「パンツの中、ちょっとだけ濡れてる」 と、わかりやすいように手を抜いて パンツ越しにシバの股間を少しさわさわと揉む 『んんん、なぁあ、』 と、まだ眠いようで 起き上がりたくない、とぐりぐりと頭を擦り付け甘えてくる 「ほら、シバ。起きておしっこいこ。漏れちゃうだろ。もう」 『……や、』 と、まだ頭をいやいや、と横に振る 「シバー、今日おむつじゃねえんだよ」 『……んん?っぁ、っ』 と、俺の言葉に首を傾げ ふるっと身体を震わせた あー、これは 『っぅ、ぁ、っ、おしっこ、』 「あー、でちゃってんな、これは」 がばっと毛布をまくると シバは脚を少しもじもじと揺らして 少し身体を震わせている そして間もなく じわ、とスウェットが湿り始めるのがわかる 「シバ、だすなって」 『んんんっ、でちゃうぅ、』 「シバー」 そこでようやくガバリと起き上がって ぎゅっと自分の中心を握った 『っぁっ、でちゃった、』 いつもより、濡れてて気持ち悪いのか 途中で自分の失敗に気付いた様だ 「シバ、起きれてたから次からはちゃんとトイレ行けるようになるよな」 『…うん、』 「ほら、着替えてもっかい寝る?」 こくん、と頷いたのを確認し シバの服を脱がせていく 今日は寝る前に梨食わせたのと 夜中にお湯飲んだから量多かったから結構出ちまったけど、 おねしょパンツ、結構いいかもな おむつより濡れる感じあるみたいで シバもちゃんと意識しそうだし

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