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第150話

『なぁ、なに、見せたいものって』 と、部屋でじ、と俺に見られ 居心地が悪そうに目をそらすシバ 「ねえよ、そんなもん」 『…なんで?』 「シバ、わかってんじゃねえのか?」 『……わかんない、』 と、いうシバの股間を 服越しにきゅっと握ってみる 『ひ、ぁ、』 「ほら、パット入れてるからわかりにくいけど硬くなってんじゃん」 『……なってないもん』 「本当に?」 と、そのままこしゅこしゅと上下に動かすと 確実に硬さを増していた ほら、とそのままスウェットと下着をずり下ろすと プルン、と硬くなった物が飛び出す 「なんでこんなんなってんの?俺がさっきシバのパンツの中に手入れたときはふにゃふにゃのちんぽだったけど?」 『だって、お前が触るから、』 「俺がふにゅふにゅしたからこうなってんの?コタツの中でずっとこんなんだったの?」 『ち、ちがうもん、』 「じゃあ、どうしたんだ?」 と、聞くとシバは顔を赤くし俺から目線を逸らす その間にも空気に晒されたシバのちんぽは ぴく、と小さく震える 『お前が、ふにゅふにゅしたから、』 「うん、」 『むずむずして、こたつの中で自分でさわった、』 「どうやって?」 『……なんで、』 「教えて、シバ。パンツの中に手入れてごしごししたの?」 『ち、ちがう…、服着た上から、自分でもみもみして、中のもこもこのパットにぐにゅぐにゅ押しつけた、』 「へえ、それで、」 『それで、きもちよくなって、手、止まらなくなっちゃった』 「へえ、シバは俺とか他に人いるのにちんぽもみもみしてきもちよくなってたんだ」 『だって、それは、お前が、』 「俺がふにゅふにゅしたからだよな?」 と、聞くと、うん、頷いたシバ 「そっかそっか」 おいで、とさっき昼寝してから敷きっぱなしだった布団に座って シバを後ろから抱っこしてやると 勃ったちんぽがこれから与えられるであろう刺激に期待して ふる、と震え涙を零す 「シバ、下に人いるから声出しちゃダメだぞ」 と、耳元で言って シバが頷いたのを確認し シバのちんぽをしこしこと上下に擦る 『っぁ、…っんん、』 と、必死に口を抑えて 声を我慢するのが可愛い まぁ、実は結構この部屋気密性高いからドアを閉めていればそんな聞こえない さすがに隣の部屋となれば聞こえるけど 1階にいる人に2階のこの部屋の音は聞こえないだろう 「ほら、シバ、もうこんなとろとろになってる」 『んん、だめ、っはぁっ、ぁっ、』 「シバ、ほら、静かに」 と、耳元でいうとシバは自分で口を抑えて声を出さないように耐える 『んっんん、ん、っ』 さっきまで摩擦音だけだったのに シバの物から零れる液体で くちゅくちゅと濡れた音がする 「シバ、こっちにおいで」 と、位置を変え 壁に寄りかかってやりやすい体勢になり 手を早める 『な、んで、…ばしょ、かえたの、』 と、俺が壁によりかかったのが不思議だったようで口から手を離し聞いてくる ほぼ、無意識だったな、そんなの、 しかしシバに言われて気付く そういえば、 「ここがやりやすいから」 『なんで、?』 「シバ、俺18までここに住んでたんだけど、」 『…っ、ん、うん、』 「ここ住んでる時、よく、こうやって座って寄っかかってオナニーしてた」 と、耳元で教えると シバの背筋がぶるっと震えたのに気付く そして、ぷぴゅっと先っぽから精液が飛び出した 『っんんんっ、』 「シバ、想像したか?」 『ば、ばか、おまえ、が、…、変なこというから』 はぁあ、とシバの身体から力が抜け かわいいとキスをする ちゅ、と唇が離れると とろん、とした目で 俺の事を見つめ そのまま ぽつりと、 『…おしっこ、…』 と、ぽやん、と呟く 「……おしっこ?」 と、やべえ、とその言葉を理解し 適当にぬがしてぐしゃぐしゃに丸まったシバの下着を掴む そして、その中のパットを引きずりだし シバのちんぽの先っぽに当てるとほぼ同時だ ちょろちょろ、とパットの上におしっこをこぼし出した 「あー、でてる、」 『はぁっ、』 気持ちよさそうな顔しちゃって…と思わずため息が出る ちょろちょろ、とゆっくりだが 止まらなそうなおしっこ 3回分のパット付けさせといて良かっと、と少し安心する 「シバ、おしっこ気持ちいい?」 『きもちいい、』 「そっかー、おしっこきもちいいのはわかるけどおもらしはしねえでトイレでして欲しいなあ、俺は」 『おもらし…、?』 と、シバは自分がおもらししていることをよく分かっていないのだろう ちょろ、ちょろろ、と 全てを出し終わり 身体をふるっと震わせた 『あ、おしっこ、ぜんぶ、出ちゃった』 と、ようやく自分が失敗した事に気付いたのか 耳から顔が赤くなる 「な、おしっこぜんぶ漏らしちゃったな」 と、シバのちんぽの先っぽをティッシュで拭いてやって 濡らしたパットと一緒に黒い袋に捨て口を縛る 『…んんん、ごめん、おもらしして、』 と、恥ずかしそうな悔しそうな顔をする 「今度から早めにトイレ行こうな」 と、シバに下着を履かせ スウェットを履かせてやると ちゃんと、 うん、と頷く その時だ 「ご飯できたわよー!」 と、下の階から母親の大きな声が聞こえて 少し恥ずかしくなった そっか、実家なんだここ、 慣れねえなあ… 『ご飯だって、いこ』 「うん」 『おれがご飯の枝豆やったんだよ』 「へえ、炊き込みご飯だよな?楽しみ」 『うん』 と、シバは上機嫌だった さっきまで熱を持って 下着を押し上げていた俺の中心は シバのおもらしと 母さんのご飯という呼び声ですっかり萎えていて 何となく安心なような残念なような気分で 飯を食いに向かった

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