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第153話
よしよし、とシバの背中を撫でているが
やっぱり家じゃないと寝れないのか
シバはなんだかずっと腕のなかでモゾモゾしていた
1度こたつでうとうとしてたのに上の部屋に来るまでに覚めてしまったらしい
暫く寝れないかもなー、と
シバの背中をゆっくりと撫でる
不意に、
『……なぁ』
と、シバが話しかけてきて
暗くても目が慣れてきていて
シバと目があっているのが分かる
「どうした?」
と、聞くと
シバは俺の胸元に鼻を擦り付け
すんすんと息をする
そして、
背中を撫でていた腕を捕まれ
シバの中心に持ってかれる
そしておれの手ごとふにゅふにゅ、と揉みこみ
『…おれのちんぽ、ごしごしししないの?』
と、耳元でかわいくおねだりしてくる
おお、どうした、いきなり
「シバ、」
『んんっ、すぅ、』
と、すんすん俺の匂いをかぎながら
俺の手にぐりぐりとちんぽを押し付けてくる
なんだこれ、今日のシバかわいすぎだろ
どうして急にムラムラしたのかわからないが
かわいいからいいや、と
シバのこんなかわいいおねだりも久しぶりに聞いたし
「シバ、大きな声出しちゃダメだからな」
と、1度注意し
ふにゅふにゅと手を動かしてやる
『なぁ、』
と、シバはゆっくりと視線を上げ俺の事を見てきて
なんだ?と、1度手を止めると
耳元に寄ってきて
『おっぱい、なめて』
と、ささやいた
なんだそれ、かわいすぎんだろ
今日無理だ、これ最後までやっちゃうやつだ、と
すぐに押し倒すようにシバを組み敷き
一気にスウェットを捲りあげ
シバの乳首に吸い付く
そして膝でぐりぐりと下半身も刺激してやる
『っっぁ、っんん、』
と、シバは急な刺激に
ぴくり、と胸を揺らし
声が出ないようにすぐに首元まで捲られたスウェットに噛み付いた
『ふっ、んむ、んん、』
「シバ、おっぱい気持ちいいな、」
と、頬を撫でると
トロンとした顔で頷く
かわいすぎ、シバ
「シバ、お口寂しくねえの?」
と、聞くと
かぱ、と口を開くから
いままでスウェットを噛んでいたせいで飲み込めなかった唾液がたら、と口の端から垂れていて
それも可愛くてすぐにそのまま唇に噛み付く
『っふ、ぁっん、こ、こえ、でちゃう、ぁ、むんん』
「聞こえちゃうから静かにな」
と、わざと言ってやると
んんん、とぐずった声を出すから
またすぐにキスを落とす
深く深く舌を絡め
ふす、とシバが苦しそうに息をしたから
1度口を離すと
『ちんぽ、なんか、すげえぬれてる、おれ、おもらししたかな、?』
と、シバが居心地悪そうに身体を捩るから
下着の中に手を突っ込み
確認しがてらくちゅくちゅと先っぽをくすぐってやると
急な刺激に驚いたのか手で口を塞いで
びくっと腰を揺らす
「シバ、おもらししてねえよ、いっぱいとろとろ出てるけど」
と、そのまま下着を下げ
くるくると先っぽを撫で上下に擦る
『っ、っ、ー、ん、っ』
シバは気持ちよさそうに腰をカクカクと揺らすけど
おれはもうちょい楽しみたくなって
刺激を緩め
シバの脚を開かせ
膝の裏を自分で支えるように持たせる
うん、いい眺め
自分でぱっかりと開いた脚の間で
とろとろになりぷるっと震えるシバのちんぽ、
もう少し堪能しようとしていたのに
もどかしいのか
シバは腰を揺らした
「どうした、シバ」
『おれの、んっ、』
「うん、なに?」
と、マジマジと見つめながら
人差し指でちゅるちゅると先っぽを擦ると
シバの口から呼吸が漏れる
『おれの、ちんぽ、かわいい…、?』
と、首を傾げて聞いてくるから
下半身に一気に血が集まり痛くなる
「あぁ、食っちゃいたいくらいかわいくてやらしいよ、」
と、先っぽにキスをすると
とぷ、とまた透明な液体を溢れさす
「シバ、そのままな、」
と、はずかしい格好のまま少しだけ腰を浮かせて
指を舐めると
羨ましそうなシバの視線を感じる
「舐めたいの?」
と、聞くと少しだけ目を泳がせてから
うん、と頷いたから
そのままシバの口の中に指を突っ込むと
嬉しそうにちゅぱちゅぱ吸い付く
「シバ、いっぱいヨダレつけて。お前が痛くないように」
と、わざわざ言わなくても大丈夫なくらい
こしゅこしゅ、と上顎を擦ると
すぐに口の中はとろとろになって
指をくぱくぱと開くと
とろっと糸を引く
もういいな、とシバの口から指を抜くと
名残惜しそうに指を見つめるから
すぐにその口を塞ぐようにキスをすると
おしゃぶりが物足りなかったのか
ちゅるちゅると吸ってくる
「シバ本当におしゃぶりすきだな。こんどおしゃぶり買ってやるな」
『おれ、あかちゃんじゃ、な、っ』
「でもおしゃぶり好きだろ?」
『んんっ、すき、っ』
と、シバがキスに夢中になっているうちに
シバのヨダレでとろとろになった指で
くるくると後ろを撫でる
『おしり、するの?』
「シバはいや?」
『いやじゃ、ない、』
「じゃあ気持ちよくなろうなー」
と、ぷちゅり、と指を刺す
『んっ、んん、』
「久しぶりだからちょいきついな」
ローション持ってくれば良かったな
いや、俺も実家でシバと最後までやるつもりなかったし、シバの荷物考えてたらそれどころじゃなかった
「シバ、痛くないようにおしりゆっくりやるけど、辛かったら教えて」
と、いうと潤んだ目元で
こくり、と頷いた
実際あんまりゆっくりやるのは俺的に結構辛そうだけど。もう勃起しすぎて痛えし
久しぶりだから痛くしたらかわいそうだ、とゆっくり指を押し込んでいく
馴染ませるように少しずつ、
ちょっとずつ、指を入れ
くちゅ、くちゅくちゅ、とゆっくり出し入れをして
ぐにゅぐにゅと広げるように回す
指1本ならいけるか、と
ゆっくり指を出し入れし馴染ませ
2本目を入れる準備をしていく
『っん、んん、ぁっ、』
吐息と一緒に漏れ出るような声が聞こえて
「シバ、痛い?」
と、聞くとフルフルと首を振ったからいい子だ、と頭を撫で
2本目の指を入れる
先っぽだけ入れて1度出し、
もう一度ゆっくり先っぽを入れ少しだけ揺らす
くち、と粘着質ないやらしい音が響く
何度もそれを繰り返し少しずつ指を奥まで入れていき
ようやく2本の指が根元まで入ったところで
ぬちぬちと少し奥に押し付け
指を回しくぱ、と少しだけど指を開く
『ん、んん、ん、っ』
と、声が出ないように口をぐっと閉じ
ふるふると頭を振るから
「シバ痛かったか?」
と、聞くと
また首を横に振る
3本目の指に行くか、と
1度指を抜き少しだけ指先で擦ると
案外すんなり、ちゅぷ、と3本目の指が入る
ぬちゅぬちゅと、スムーズに出し入れもできるな、と指を動かしていると
『っ、ん、っんん、』
ゆら、とシバの腰が揺れる
「シバ、大丈夫?つらい?」
と、聞くと
うん、と頷いたから
「ごめん、辛かったな」
と、指を抜くと
シバは涙目でおれのことを睨む
『ばか、』
「つらかったよな」
『んんん、そんな、…ぬちぬち焦らされたら、つらいに決まってんじゃんっ、はやく、いれろよ、』
と、膝の裏を抑えて脚を支えていた手を
おしりの方まで移動させ
自分で後ろを広げるように
くぱ、と引っ張って見せられたら我慢なんて出来なくて
すぐにパジャマを脱ぎ下着に手をかけると
それを止めるようにシバが片手を離して俺の腕を掴む
「なに、シバ、どうした?」
下着越しにおれの勃起したちんぽをじっとみて
ふ、と少しだけ笑う
「なに?」
『おまえも、おもらし、してんじゃん、っ、ぱんつ、ぬれてる』
そのシバの言葉に視線を落とすと
確かに俺の下着も先走りで湿り、濡れた所が色濃くなっていた
んだこれ、そう言われると案外恥ずかしいじゃねえか
ぬちゅ、と湿った下着越しに
少しだけ俺のモノを触るシバ
「シバがえろすぎるからだろ」
とろ、と先っぽから透明な液体をこぼした物を取り出し
ぬりゅりゅ、と後ろに先っぽを擦り付ける
慣らしたりないんじゃないかとも思ったが
ちゅぷ、と少しだけ押してみると
先走りでぬちゃぬちゃだからか
ぬぷ、と少しずつ進んでいき
『っあっんんっふぁ、っ』
圧迫感からシバは少しだけ苦しそうな声を出すけど
浅くぬちゅぬちゅと出し入れを繰り返すと
シバのきもちいい所に当たるから
ビクッビクッとその度に腰を跳ねさす
「ぁぁっ、シバ、きもちいいな、」
『んっぁっ、ぅあ、っ、ぁっむり、んん、っきもちいぃ、っ』
そろそろ馴染んできた、と
少しずつ奥の方に
押し込むと
中がうねり俺のちんぽをきゅうきゅうと締め付けて迎え入れてくれる
久しぶりだからそう長く持たなそう、と
ふるっと背筋が震えてしまう
「っ、シバ、よすぎ、おまえの中、っ」
『は、ぁっ、っんん、ぅ、』
気持ちよすぎて腰は勝手に激しく動き
ずちゅずちゅと深くまでストロークを繰り返し
ごちゅん、と1番奥のところに当たったのが分かる
すると、中が大きくうねりきゅんと強く締め付けられる
どぴゅぴゅ、と下からシバの精液が飛んできて
俺の胸から腹にかかり生暖かさを感じる
やべ、俺もイク、と直前で引き抜き
びゅくっとシバの腹に精液をかける
『ぁっ、あ、ぁっ、…んん、』
と、シバは余韻で惚けていて
身体中から力が抜けていて意識もあるのかよくわからなくなっている
俺も余韻を楽しもうと思っていたのに
やべ、おもらしとかしそう、と頭が冷静に働き
急いでシバの下半身を拭いて処理し
パットを入れたおねしょパンツを履かせて封印する
『はぁあ、』
と、パンツを履かされる頃には少し意識が戻ってきたようで
気持ちよさそうに息を吐いて起き上がる
俺も処理しよ、と
ようやく自分の下半身も片付け
下着を身につける
「シバの中、久しぶりだったけど案外すんなり入ったな。お利口さんだから覚えたのか?」
と、少し茶化すと
『……きのう、じぶんでした、から、』
と、シバは目を逸らしながら言う
え、
は、
いま、なんて?
え?
「……は?できたの、シバ」
『だって、おまえ、荷物ずっとやってて、おれのこと、ほっといたじゃん、』
「へえ……寂しかったの?」
『わぁあ、うっさ』
「うわ、シバ冷てえ。なんだよ、賢者タイムかよ」
『うるさいなあ、』
「どこでやったの?」
『……ふろ、』
「きもちよくできたか?」
『……できなかったから、ぬちゅぬちゅしただけで、やめた』
「…シバのここは俺が気持ちよくしてやるからシバはできなくていいからな」
と、おでこにキスをしてやると
抱っこ、と嬉しそうに膝の上に乗ってくる
「昨日気持ちよくなれなかったから今日俺としたかったの?」
『……は?お前がおれとしたそうだったからだろ?』
「……あ?」
『だって、これ、敷いたし』
「これ?」
『防水のマット、外のベッドでエッチなことする時はこれ敷くって言ってたじゃん』
あー、言ったかも
出張の時。ただ単にシバのおねしょ対策だったけどプライド傷付けない屋ように嘘言ったかも。
『…それに、……おれ、今日、パンツだったし。おむつだとエッチなことできないって言ってたじゃん、』
と、目を逸らしながらいう
なるほど、そういう訳か
と、1人で納得し
よしよし、とシバの頭を肩に預けさせて撫でる
『な、に?』
「今日みんないるからあんまり抱っこ出来なかったろ?だからたくさん抱っこしてから寝ようなー」
『……なんだよ、いきなり』
「なんで?抱っこいらないか?」
『……いるし、』
と、シバの手も俺の首に回ってきて
すりすりと身体を擦り付けてくる
うん、シバかわいい
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