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第154話

『あっ、』 いつの間にか寝ていて がばり、と起き上がると 下の方から聞こえる しゅうぅ、と音がちょうど止むところだった 確認しなくても、わかる おしりがあったかくなっていて さっきまで夢の中でぼんやり感じていた 下のお腹がぷくぷくに張っていたい感じも無くなっていて お腹は気持ちいいのに 気分は最悪だった おねしょ、しちゃった、 布団、と少しお尻を浮かせて お尻の下を触ると ぴちゃっ、と生ぬるいのが手に当たって ぐすっと、鼻が音を鳴らす 悲しくなって視界が歪んだ 『んんん、』 おねしょ、した 最近寒いからよくおねしょしちゃうけど それは家でだった でも、ここはいつもの家じゃなくて お泊まりさせてもらってるあいつの実家で しかも寝相のせいかもしれない パンツの中でパットがぐしゃっと変に歪んでいて気持ち悪いし、パンツからもおしっこがこぼれて スウェットも濡れたし 下の、防水のマットも濡れてしまっていた どうしようって考える度に ぐすぐす情けなく鼻が鳴ってしまう 起こさなきゃ、とちらりと隣を見るけど 家じゃないのに、 こいつの実家なのにおねしょして、 おれのこと、いやになるかもしれない、と 考えると起こせなくて どうしよう、と少しだけおしりを移動させて お布団大丈夫かな、と 防水のマットを少し持ち上げて 下を確認すると お布団にまでは行ってなくて少しだけほっとする でも、パンツの中がぐじゅぐじゅして気持ち悪い 『んんっ、ぐ、すっ、んん、どうしよ、っ、』 と、鼻をすすった音か 声が聞こえてしまったのか もぞ、と布団が動いて おきちゃう、と口を塞いだけど 「…ん、シバ……、どうした、?」 と、少し遅くて モゾモゾと起き上がってしまう 『おれ、……あの、』 いわなきゃ、と手をぎゅっとにぎって 少しずつ言葉にする 「あ、溢れちゃってんな。冷たかったろ」 と、おれがおねしょをしてマットまで濡らした事に気付かれてしまった 『おれ、おねしょした、』 「な、出ちゃったな。この部屋寒いもんなー。ほら、シバ冷たいから脱ご」 と、おれのスウェットを引っ張る 「シバ、どした?なんで、泣いてんの?」 『…ごめんなさい、おれ、おまえの実家なのにおねしょして、ぐしょぐしょにした』 「大丈夫だよ、マットはちょっとしか濡れてねえし。布団にまでいってないから大丈夫だろ」 おれのパンツを脱がせて 中でぐちゃっとなったパットも見られてしまう 「あー、これ俺のパットの付け方悪かったから溢れたな?ごめんごめんシバ。びしょびしょになってびっくりしただろ?ごめんな?」 『ちがう、おれが、おねしょしたから、』 「冷たくなっちゃったな、シバ、すぐキレイにしてやるから泣かないで」 おいで、と手を広げられたけど まだ漏らしたおしっこ拭いてないから やだ、と首を振ったのに おれのことを抱っこしてよしよしと背中も撫でてくれる すると、おしりも冷たくて気持ち悪かったのに 体温が伝わってきて少しだけおしりがあったかくなってようやく涙が止まった 『ごめん、』 「シバ、大丈夫だから。まだ朝まで時間あるからシャワーで流して洗濯しような、母さんにバレないように」 『…うん、』 お母さんにばれちゃったらはずかしい、 みんなにおれ大人なのにまだおねしょ治ってないんだってバレてしまうのが嫌で うん、と頷くと 俺の腰にタオルを巻いて 濡らしてしまった服やマットを持って おれの手を引いて階段を降りる 「さっみいな、この家。シバ、大丈夫?」 確かに、階段や廊下はエアコンが入ってないから寒くて 下半身はタオルを巻いただけだったから スースーして 『ちょっと、まって、』 タオル越しに先っぽを握った 「あ、出るか?」 と、言われた瞬間 じゅわわ、と握っていたタオルが少しだけあつくなった 『んんっ、ちょっと、でちゃった、』 あんなにびしょびしょにしたのに、 まだ出るのか、と自分でいやになる 「まだ出そう?」 と、きかれて首を振ると 「寒いから早く行こうな」 と、また手を引かれて 急いでお風呂に向かう お風呂に着くと ぱちり、と電気をつけられ 手を離すと タオルの真ん中にシミができているのが見えてはずかしい 「ほら、シバ。寒いから早くシャワーしよ。上抑えてて」 と、タオルを外され言われた通り スウェットをいつも通りお腹の上までまくって抑えると 下半身を温かいシャワーで流してくれて 少しだけ悲しいのが無くなった 手で、ふにゅふにゅとおもらしちんぽも流して洗ってくれて びしょ濡れでべたべたになって気持ち悪かったちんぽもすっきりする 「シバ、俺これ洗っちゃうから自分で拭けるか?」 と、言われて うん、と頷くと タオルをくれて おれが身体を拭いている間に おねしょしたパンツやスウェット、マットと さっき階段の所でおもらしして汚したタオル、 あと、俺がおしっこ塗れで抱っこして濡らしたあいつのパジャマのズボンもさっさと洗って 洗濯機に入れる 『お母さん、おきちゃう?』 「大丈夫だよ、この洗濯機静かなやつだから。うち豆腐屋だから朝も夜も早えからいつでも回せるように静かなやつ使ってんの」 と、乾燥までしてくれる洗濯機のようで あとは任せてまた腰にタオルを巻いて上の部屋に向かう おれだけじゃなくて、こいつも 下のパジャマ脱いでるからなんとなくひとりじゃない気がしてちょっと嬉しくなる 「よし、寝ようなー。寒いから部屋エアコンタイマーしとこ」 と、部屋に戻るとすぐにエアコンを付けてくれる 「シバ、スウェットもう1枚持ってきたよな?」 と、言われてふるふると首を振る 「え?俺言わなかったっけ。スウェットと大人パンツはお前持って来いって」 『えっと、スウェットは1つしか持ってこなかった』 「ええ、寒いだろ。ちょっと待って」 と、押し入れを開けて何やらゴソゴソと漁る そして 「ほら、」 渡された物を開く 『なに?これ』 なんか懐かしい色合いというか、 「……俺の高校のジャージ。こんなんしか無かったんだよ」 と、よく見ると 校章みたいなマークが入っていて 久我、とウエストの所に刺繍してある へえ……、 『なぁ、』 「なんだ?」 『おれ、おむつ履く。マット濡れちゃったし…また溢れたら困るから』 「マットもう1枚あるぞ」 『…でもやだ、』 「じゃあシバおいで。おむつ履かせてやるから」 と、マットを敷いたあと そこをぽんぽん、と叩くから ごろん、と横になって少しだけお尻を浮かすと すぐにおむつが差し込まれる 「これ6回吸収出来るやつだからパット無しでいいな?」 と、確認されて うん、と頷いて お尻を下ろして脚をぱかり、と開く はずかしい、この格好 さっきもエッチして似たような格好したけど おむつつけて貰うためにこんな格好するのって 何回してもなれなくてはずかしい ぱふ、とおれの恥ずかしいところをふわふわの紙で包んでくれて横をテープで止めたあと 脚の付け根の所に指を入れてギャザーをしっかりと立たせてくれる 『っ、』 「さっき俺が適当につけたからシバに嫌な思いさせちゃったから今度はちゃんと付けたからな」 『おれが、おねしょしたから』 できた、とすぐに高校のジャージを履かせてくれてはずかしいおむつを隠される 「ちょっと抱っこする?」 うん、と頷いて 抱っこ、と上に乗ると背中をよしよしして 「シバ、濡れちゃっても泣かなくて大丈夫だからな。すぐ俺の事起こしていいから」 と、言われると安心した おれ、おねしょしたけど、 いやになってなかったのかな いつも通り、よしよししてくれてる 「じゃあ朝まで時間あるからもう1回寝ようなー、あとは布団の中でよしよししよ」 と、俺を布団の中に先に入れてからすぐ隣に入ってきてくれるけど   『…おまえの、下は?パンツだけなの?』 「…いや、俺も1つしか持ってきてねえんだよ、パジャマ」 『高校のジャージ履けば』 「…ちっさいんだよ、もう」 『へえ、おまえガタイいいから』 「シバ抱っこ出来るように鍛えてんだよ」 『へえ、おれ、すき。その筋肉』 「そっか。じゃあこれからもちゃんと筋トレやろ」 と、さっき言ってた通り 背中をよしよししてくれる 『んん、きもちいい、』 「そうだなー、きもちいいな」 おれ、エッチして気持ちいいのも好きだけど お前がこうやってよしよししてくれんのもすっげえ気持ちよくて好き

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