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第167話

おしっこ、とぼんやりおしっこをしたい事に気付いた おしっこ、だしたい、 お腹の下がピシビシする、と ちんちんの先っぽから力を抜いて じょろろ、とおしっこを出した いっぱいでてる、と頭の中でぼんやり考えて 下の方で水が流れる音がする あっという間におしりが温かくなって 吸いきれなかったのが太ももの隙間から流れてきて スウェットを濡らしていった所でようやく おしっこをしちゃいけなかった事に気づいて がば、と起き上がる 『っぁ、』 急いでちんちんの先っぽを抑えても遅くて もうほとんど出してしまったおしっこは 今更止まることが無くて 手の中でしゅううう、と小さな音を最後に立てて全て出し切ってしまう 『…っ、』 また、おねしょ 寝るとき用のパンツ履いていたのに いっぱい溢れて 手も、スウェットもお尻の下も全部濡れていた どうしよう、また、おねしょした 『っぐす、っ、』 起こさなきゃ、と隣を見て 揺すろうとして 自分の手がおしっこ塗れの事に気付いて 伸ばした手を止める 手が、びしょぬれ、 おしっこがたくさん付いていた 『ぐすっ、』 その時だ アラームが鳴って ビクリとしてしまう すぐに隣がもぞもぞと動いて ぱちり、と目が合う 「……、おはようシバ。泣いてんの?」 『…、ないて、る、』 「どうした?おしっこ出た?」 『…うん、でた、かなしくなった、』 「そっか、おいで」 と、起き上がっておれのこと よしよししようと背中に手が回ってくるけど 『おれ、おしっこ、いっぱいついてるから』 と、抵抗したけど おれの事を無視して おしっこで濡れた手もパジャマの裾で拭いてくれて すぐによしよししてくれたから背中に手を回して抱きついた 「よし、だっこして一緒に風呂行くか。俺も朝シャンしよー」 と、びしょぬれのおれの事をだっこしてくれる 『ぬれるよ、』 「いいよ別に、今更だろ」 と、びしょぬれの股間が あいつのお腹の所に絡みついて じわじわとおれのおしっこがあいつのパジャマに染みていく 「お、まだ出したて?」 『…うん、』 と、出したてのまだあったかい恥ずかしいおしっこだってバレてしまう 「そっかそっか、惜しかったな。だから量多くて溢れちゃったんだな」 と、背中をポンポンと叩いてくれる それが気持ちよくて おねしょして悲しかったのが少し無くなって すき、と抱きついて匂いを嗅ぐとお腹の下がむずむずする お風呂に着くと おれの服から脱がしてくれて スウェットを下ろすと もっこりと膨らんだパンツが丸見えになる そして、ゴムのところを引っ張って少し中を覗かれると 「やっぱりこっちもおねしょしてたか」 と、言われてなんの事かわからない、と首を傾げる 『なに?』 「ほら、白いのでてる。だっこした時ぬちゃってしたのわからなかったか?」 と、そのままパンツも下ろされると まず、ぴょんっとおれの上を向いたちんちんが飛び出して パンツの内側に おしっこと違う白いものがべちゃりとついていて余計恥ずかしくなってしまう 「なんで勃起してんの?朝勃ち?」 『おまえ、』 匂い嗅いだらおおきくなった、 「なに?俺の?俺も朝勃ちしてるよ」 と、立ち上がってすりすりと少し自分の下半身をパジャマ越しに撫でるから そこが強調されて目が離せなくなる 『さわる、』 「キレイにしてからなー。冷えて風邪ひくだろ」 『うん、』 ほら、バンザイ と、裸にしてくれて おまえも、とパジャマを脱がせて 下に手をかけて パジャマのズボンと下着をずり下ろすと ぶるんっと大きくなってるのが飛び出す 舐める、と 目の前にしゃがんで口を開けるけど 「シバ、キレイにしてからだって。風邪ひくだろ」 『んん、なめる、』 舐めたくてもどかしくて 腰を揺らし すりすり、と床にちんちんの先を擦り付けておねだりをするけど 「シバ、ちょっと待ってって」 と、腕を掴んで立たされて シャワーのあったかいお湯で流してくれる 『んん、ちんちん、』 「なめたい?すりすりしたい?」 『どっちも、』 シャワーの水圧で先っぽを擦られると むずむずして 腰が揺れてしまう 『んんっ、』 つらい、早く気持ちよくしたい、 『はやくぅ、』 「洗ってもぬるぬるいっぱい出てくるな」 と、笑われてしまって でも気持ちよくなりたいんだもん、と腰を揺らしていると ちゅ、と先っぽから出てくるとろとろを吸われてしまう 『ひぁ、っ、』 そしてそのまま 口に含まれてしまって じゅるじゅると音を立てて吸われる 『や、やら、っ、ぁっ、ぁん、おれがっ、んんっ、おれが、くがしゃんの、なめたかったのに、っ』 はぁはぁ、と短く息がきれてしまう きもちいい、なんもわかんなくなる ガク、と膝の力が抜けると支えてくれるのに 口は止めてくれないから 腰が ビクビク跳ねて呆気なくイッてしまう 『んんっ、ぁっ、はぁ、ぁ』 「気持ちよさそだな、シバ」 『だって、……、のんだの?』 「うん。朝飯」 『ばか、』 「寝てる間に出てたからそんな濃くねえな」 と、味の感想まで言われて余計恥ずかしくなる 『おれにも、朝ごはん、』 「シバはちゃんとしたの食ってこうなー」 と、またさっさとおれの下半身を洗ってくれて 自分の身体はさっさと流して出ようとする 『なぁあ、』 「なに、」 『くがさん、勃起してるけど』 「だから久我さんっていうなよ」 『いいじゃん、なぁあ、』 「なに?」 『だからぼっきちんぽ』 「だから俺のは朝勃ちだって」 『舐めちゃダメなの?』 「おまえ本当にちんぽ舐めんの好きな」 『うん、すき』 おまえのことすきだから 舐めんのもすき おれの口の中いっぱいにおまえになんのも おまえの匂いいっぱいすんのもすきだし 口の中ぐちゃぐちゃされんのすきだし おまえがおれで気持ちよくなんのが好き おまえが、おれで我慢できなくなんのが好き 『なんで舐めさせてくれないの?』 「我慢できなくなるから」 『おれが?』 「俺が。今日も仕事だろ」 『……おれはもう我慢できないのに』 「シバ、明日休もー。最近休んでなかったしな」 と、俺の事を無視してくる なんだよ、 おれの事だけ気持ちよくして いっつもそうだ おればっかり気持ちよくなって おれだって、おまえのこと気持ちよくしたいのに なんで我慢なんかすんだよ 『……くがさんのばか。勃起してるくせに』 なんだよ、 おれはおまえの物なんだから我慢なんかしないでぐちゃぐちゃにすればいいのに。 ふん、と先にお風呂から出て 自分で服を着ることにした

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