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テレビの出禁ってどーゆー事ですか。 ってフツーに聞いたらまたいじけそうなので 急いで言葉を飲み込む。 ぶつぶつ言いながら 長い足を折り曲げ 膝を抱える新を眺めた。 こういう所。 可愛いんだよなぁ。 ぱっと見 年よりも落ち着いて見えて 実際 俺なんかよりずっと大人だし。 だけど たまにこうやっていじけたりする。 大体 俺が構ってくれないって不貞腐れるパターン。 ただ テレビにまで嫉妬するとは 思わなかったけどな。。 「・・なんで笑ってるの。」 ちろっと睨みつけられ 緩んだ口元を引き締めながら 慌てて首を振ると トンとソファーに押し倒された。 あー。ヤバイ。 完全に意地悪モード入っちゃった。。 「新さん。あの。まずは風呂に・・。」 「ダメ。」 「いや。あの今日も沢山汗かいてるし。。」 「ダーメ。」 薄茶色の瞳が熱を帯び 欲望をダイレクトに 向けられる。 背筋がゾクッと震えた。 あー。 明日 起きれますかね。 まあ。 いっか。。 客んとこ 直行しよ。。 首筋に唇が這い始め 涼介は諦めたように ぎゅっと新にしがみついた。

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