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「新。。」 「ん?」 「これ・・。」 涼は 俺へと顔を向け 口を開ける。 「ヤバイ。」 「ヤバイ。」 合わせて そう被せると 涼は楽しそうに くすくす笑い出した。 「マジで これヤバイですよ。 もう。鳥!って感じ。すげえ 鳥!」 「涼。語彙力無くなりすぎじゃない?」 苦笑いを浮かべつつスプーンを口に運ぶと 一気に鳥の旨味が広がり 喉を通り抜けると 同時に鼻から香りが抜ける。 ああ。成る程ね。。 「うん。確かに・・すげえ 鳥。」 だろ?っと涼は澄まし顔。 「旨い物は結局すげえとかヤベエしか無いんですよ。 語彙力なんて無くなるくらい旨いんだから。 あー。ホントこれヤベエな。」 パクパクと食べ進めると 汁一滴残さぬように お椀にスプーンを滑らせ 空になったのを確認して むんずと差し出した。 「お代わり。お願いします!」 「はい。」 良かった。 食欲出れば 一安心。 可愛いし。 うん。 大丈夫かな。

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