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頭痛え・・・。 ズキズキガンガン・・。 うわ・・。 久しぶりにヤバイ・・。 うー。と呻き声を上げながら 涼介は眉間に皺を寄せ ゆっくりと目を開ける。 へ。 ・・ここどこですか。 見慣れない天井。 ん。 わっ! 俺。なんで裸・・・・。 慌てて近くにあった布団を被り ふと視線を感じてそちらへ目を向けると マグカップに口をつけ こちらを見ていた 十条と目が合った。 「・・・じゅ・・十条。あ・・あれ?なんで・・。」 「アホみたいに冷酒飲むからだろう。 ぶっ倒れてびくともしないから 仕方なくうちに連れて帰ってきた。 言っておくが自分で勝手に服を脱ぎだし 勝手に布団に潜り込んで爆睡決め込んだんだからな。 俺はソファーに追いやられていい迷惑だ。」 無表情でそう言いながらどこかへと行く。 あー。そうですか・・。 「・・すいませんでした・・。」 戻ってきた十条はペットボトルの水を ほら。と渡してくれる。 キャップを開けてゴクゴクと飲んだ。 ああ。生き返るってこういう事ですね。 はあ。 何やってんだろ。 どーんと凹む俺を眺めながら 十条はコーヒーをグッと飲み干した。 「思った事は素直に言った方がいいんじゃないのか。 腹に溜めても相手には伝わらないぞ。」

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